旅行好きが高じて、気が付いたら47都道府県を制覇していました。
友人や家族との旅行はもちろん、一人旅も大好物です(47都道府県中4割は一人旅)。
47都道府県を制覇した現在も、まだまだ行ったことのない気になるスポットは尽きません。
そんな国内旅行に魅了された筆者が、「各都道府県の観光地がシンプルにまとまっているサイトがあったら便利だなぁ」と思った経験から、47都道府県それぞれの概要とおすすめ旅行スポット(モデルコースあり)をご紹介します。
第6回は、瀬戸内海に浮かぶ島々や美味しい讃岐うどんが有名な香川県。
島好きの私は、アートの島を中心に何度か島巡りに訪れています。
そこで、今回は、これまでに訪れた香川県内の島々の魅力と、これから絶対に訪れたい香川県の観光スポットをご紹介します。
この記事が、以下のような皆さまのお役に立てれば幸いです。
- 香川県でおすすめの観光地が知りたい
- 瀬戸内海の島巡りに興味がある
- 香川旅行のモデルコースが知りたい
香川県について
香川県は四国地方の北東部にある、日本で最も面積が小さい都道府県です。
「うどん県」としても親しまれており、讃岐うどんをはじめ、小豆島の手延べそうめんやオリーブなど、その穏やかな風土を活かした名物グルメがたくさんあります。
また、香川県に属する島々は「アートの島」としても注目されており、3年に一度開催される「瀬戸内国際芸術祭」期間中は、特に直島・小豆島・豊島・女木島を中心に国内外から多くの観光客が訪れています。
人口・面積
観光スポットをご紹介する前に、香川県の基本情報をまとめておきます。
香川県内の地理に詳しくない方は、上の地図で市町村の位置関係を確認しておくと、旅行計画を立てる際やモデルコースをイメージする時に便利です。
交通アクセス
香川県までの交通アクセス
香川県までは、飛行機・鉄道(新幹線+快速列車、寝台列車)・高速バス・車(レンタカー)でアクセス可能です。
東京からの主なアクセス
- 飛行機:羽田空港から高松空港まで約1時20分
※高松空港からJR高松駅まで空港リムジンバスで約45分 - 電車:
JR東海道新幹線「岡山駅」まで約3時間20分→JR高松駅まで快速列車マリンライナーで約1時間
寝台特急列車「サンライズ瀬戸」でJR高松駅まで約9時間40分 - 夜行バス:
東京駅から高松駅まで約11時間40分 - 車:東名高速道路・名神高速道路・神戸淡路鳴門自動車道・高松自動車道経由で約8時間
香川県内の交通アクセス
香川県内全域を観光するとき
県内各地を旅行する方には、車 or レンタカーがおすすめです!
これからご紹介するおすすめスポットの住所を見ていただくと分かるのですが、香川県は市町村ごとに外せない観光地がたくさんあります。
そのため、それぞれの地域で魅力的なスポットを巡ろうとすると、時間が足りなくなってしまうこともしばしば…
そんなとき、レンタカーなら、多くの観光スポットを効率的に楽しめます!
島巡りを楽しむとき
各離島へは、高松港から出航しているフェリー・高速船を利用します。
また、島巡りと合わせて県内の主要スポットを観光する方は、レンタカーはもちろん、電車・高速バス・路線バスの利用もできます。
香川県内の主な交通手段
- 電車:JR(予讃線、高徳線、土讃線、瀬戸大橋線)・ことでん(琴平線、長尾線、志度線)
- 高速バス:ことでんバス・両備バス など
- 路線バス:ことでんバス・琴参バス株式会社・大川バス・小豆島オリーブバス株式会社・マルイ観光バス株式会社 など
- 空港リムジンバス:ことでんバス・琴参バス株式会社・西讃観光バス
- 船:小豆島フェリー・国際両備フェリー・四国汽船株式会社・株式会社豊島フェリー・雌雄島海運株式会社 など
香川県の旅行スポットおすすめ4選
香川県には、各地方・各市町村に魅力的な観光スポットが点在しています。
また、香川県は、3年に1度開催されるアートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」の舞台になる魅力的な島々がたくさんある都道府県です。
ここでは、私が香川県内の島巡りをする中で、特に印象に残ったスポットをご紹介します。
直島(直島町)
独特の世界観を表現する前衛芸術家・草間彌生の「南瓜」をはじめ、島内のあちこちでユニークなアート作品を鑑賞できる直島。
瀬戸内海の穏やかな風を感じながら、自然とアートの融合を楽しめるのが直島の魅力です。
直島にあるアート作品は、全身で感じる体験型のアート作品が充実しています。
華やかなアートがちりばめられた直島銭湯 「I♥湯」では、実際に入浴して癒されたり。
空き家を改装して家を丸ごとアート作品に仕上げた”家プロジェクト”では、7軒の個性豊かな作品内に入って芸術を感じたり。
また、直島にはそうそうたる美術館が揃っているため、香川県のアートの島々を代表する美術館を一度に見て回りたい方にもぴったりです。
・直島は、レンタサイクル(坂が多いので電動アシスト付きを推奨)で、海沿いを走りながら各エリアを回るのがおすすめです!
・島内にはアート作品が点在しているため、自転車でゆっくり巡りながら、道中でオブジェ作品などを見つけてみてくださいね。
基本情報
- 住所:香川県香川郡直島町
- アクセス:
【直島へのアクセス】
高松港から宮浦港までフェリーで約50分 or 旅客船で約30分
宇野港(岡山県)から宮浦港・本村港までフェリー or 旅客船で約20分
【島内の移動手段】
町営バス・レンタサイクル・レンタルバイク・レンタカー・タクシー
※美術館エリアは「ベネッセアートサイト直島場内シャトルバス」を利用 - 公式サイト:直島町観光協会公式「直島観光旅サイト」
小豆島(小豆島町・土庄町)
瀬戸内海に囲まれた雄大な自然と、穏やかな気候がつくる美味しい特産品に恵まれた小豆島。
干潮時にのみ現れる神秘的な砂の道「エンジェルロード」や、大分県の耶馬渓・群馬県の妙義山と並んで”日本三大渓谷美”にも数えられる「寒霞渓」など、美しい景勝地の宝庫です。
また、小豆島は、オリーブ・手延べそうめん・醤油などの日本有数の生産地としても知られており、恵み豊かな地域です。
特にオリーブは国内栽培の発祥地として有名で、島内には季節ごとに実の彩りを変える姿を楽しめる観光スポットも多くあります。
道の駅「小豆島オリーブ公園」は、オリーブの木と、まるでおとぎ話の世界に入ったかのような異国情緒あふれるSNS映えスポットが充実しています。
ギリシャ風車やオリーブ色の郵便ポストなど、思い出を可愛らしい写真におさめてくださいね。
「二十四の瞳映画村」では、大正・昭和時代にタイムスリップしたような、レトロなフォトスポットも人気です。
小豆島は、1周すると車で3時間程かかる大きな島です。
主要スポットもエリアが離れているため、滞在時間が限られる方は、あらかじめ入念にスケジュールを立てておくことをおすすめします!
(私は実際、行きたいスポットを詰め込みすぎたせいで、エンジェルロードの砂の道を見逃しました…🥲)
基本情報
- 住所:香川県小豆郡小豆島町・土庄町
- アクセス:
【小豆島へのアクセス】
高松港から土庄港・池田港までフェリーで約60分 or 土庄港まで 高速船で約35分
宇野港(岡山県)から土庄港までフェリーで約90分 or 旅客船で約50分
【島内の移動手段】
レンタカー・路線バス・レンタルバイク・レンタサイクル・タクシー・渡し舟(オリーブビーチ~二十四の瞳映画村間) - 公式サイト:小豆島観光協会「小豆島旅ナビ」
豊島(土庄町)
稲作・農業・酪農など、島の豊かな自然を活かした産業が島民の生活を支える豊島。
瀬戸内海の穏やかな海のように静かな時間が流れる豊島は、アートの島としても人気を博しています。
中でも、豊島で最も注目を集めるアートスポットが豊島美術館です。
栽培の休止が続いた棚田を再生した広大な自然の中に、しずくのようなドーム型のアート作品「母型」があります。
巨大な作品内に入ると、あちこちから水が湧き出し、常に水が形を変える神秘的な空間が広がります。
天井にぽっかり空いた大きな穴から、空・緑・風といった季節の自然風景を楽しみながら、この上ない癒し時間を体験できます。
豊島では、他にも、”勝者はいない-マルチ・バスケットボール”と題して思い思いのルールでバスケットボールを楽しむ「イオベット&ポンズ」や、世界中の人々の生きた証を残すプロジェクト「心臓音のアーカイブ」など、ここにしかない特別なアート作品をぜひ体験してみてくださいね。
基本情報
- 住所:香川県小豆郡土庄町豊島家浦・豊島唐櫃・豊島甲生
- アクセス:
【豊島へのアクセス】
高松港から唐櫃港まで定期船で約35分
本村港(直島)から家浦港まで定期船で約20分
宮浦港(直島)から家浦港まで定期船で約22分
土庄港(小豆島)から唐櫃港までフェリーで約30分 / 旅客船で約20分
土庄港(小豆島)から家浦港までフェリーで約50分 / 旅客船で約35分
【島内の移動手段】
レンタサイクル(電動アシスト付きがおすすめ)・レンタルバイク・レンタカー・バス・タクシー(1台のみ) - 公式サイト:NPO法人豊島観光協会「豊島観光ナビ」
女木島(高松市)
通称「鬼ヶ島」とも呼ばれる女木島。
桃太郎伝説に登場する鬼たちが住んでいたとされる洞窟「鬼ヶ島大洞窟」は、女木島最大の見どころのひとつです。
「鬼ヶ島大洞窟」の正体は全長約400mの洞窟で、手掘りの跡があることから、古代の採掘場だったとの説があります。
また、島内には「鬼ヶ島大洞窟」の他にも、「おにの灯台」や鬼のオブジェなど、鬼をモチーフにした人気スポットが盛りだくさん。
瀬戸内国際芸術祭の舞台ともなっていることから、「20世紀の回想」や「カモメの駐車場」などのアート作品も点在しています。
女木島は、島に吹く強風から集落の家屋を守る「オーテ」と呼ばれる石垣が並ぶ、島ならではの伝統的な景観も特徴。
自然・伝統・アートが織りなす、女木島だけの特別な雰囲気をぜひ体感してみてくださいね。
基本情報
- 住所:香川県高松市女木町
- アクセス:
【女木島へのアクセス】
高松港から女木島までフェリーで約20分
【島内の移動手段】
レンタサイクル(電動アシスト付きがおすすめ)・バス - 公式サイト:鬼ヶ島観光協会公式ホームページ
香川県のグルメおすすめ4選
香川県は、県を代表する讃岐うどんをはじめ、美味しいグルメがたくさんあります。
香川県ならではの名物グルメが楽しめるので、ぜひチェックしてみてください。
讃岐うどん
「うどん県」の名称でも親しまれる、言わずと知れた香川県の名物・讃岐うどん。
讃岐うどんのコシの強さは全国でも随一で、弾力のあるもちもち麺でありながら、艶がありつるっと食べやすいのが特徴です。
瀬戸内海でとれた海鮮と醤油をベースにした、出汁の効いたあっさりスープも魅力のひとつ。
さらに、ぶっかけうどん・釜玉うどん・ざるうどんなど、さまざまな食べ方を楽しめるのも嬉しいポイントです。
県内には、絶品讃岐うどんをリーズナブルに堪能できるうどん店が豊富にあるため、いくつかのうどん店を食べ歩きしてみるのも面白いですね。
島巡りをする方は、一部のフェリー船内でも讃岐うどんを楽しめますよ!
骨付鳥
こんがりジューシーな鶏肉が、一匹まるごと提供される香川県のソウルフード。
丸亀市発祥の骨付鳥ですが、現在は香川県内各地に骨付鳥の名店が点在しています。
塩・こしょうのシンプルな味付けながら、ニンニクの効いたスパイスが鶏肉のジューシーな脂に溶け込んで、一度食べたら止まらない絶品です。
骨付鳥は、噛めば噛むほど旨味が増す、食べ応えのある「おやどり」と、柔らかく食べやすい「わかどり」の2種類が楽しめます。
手づかみで豪快にかぶりつく、その贅沢さも魅力ですよね。
香川旅行の際には、讃岐うどんと合わせてぜひ一度味わってみてください。
手延べそうめん
手延べそうめんは、薄く伸ばした生地を切る”機械麺”に対して、糸状になるまで手作業で細長く伸ばして作るそうめんです。
小豆島の手延べそうめんは、通常の手延べそうめんで使用される「菜種油」の代わりに、「ごま油」を使って麺を伸ばします。
ごま油によって少し黄色味がかった麺は、小豆島産の手延べそうめんの特徴です。
温暖な気候の小豆島は「ごま油」の生産も盛んであり、400年以上も手延べそうめん作りが続いてきたのは、この恵まれた風土によるものともいえます。
手延べそうめんは、小豆島内に複数あるそうめん屋の他、小豆島オリーブ園内のレストランや土庄港観光センターといった観光地でも食べられますよ。
オリーブ
国産のオリーブ栽培の発祥である小豆島。
小豆島は雨が少ない温暖な気候が、世界有数のオリーブの産地である地中海沿岸部と似ていることから、国内で初めて栽培が成功したと言われています。
現在は、小豆島だけでなく香川県内の各エリアで栽培されており、収穫量はなんと国内の9割近くを占める47都道府県No.1(※)です。
そんな小豆島には、小豆島オリーブ園・道の駅「小豆島オリーブ公園」など、オリーブオイルやオリーブ漬け・オリーブソフトクリームといった、オリーブをその場で味わえるお店もたくさんあります。
小豆島ならではのオリーブグルメを、ぜひ体験してみてください。
(※)参照:香川県「うどん県統計情報コーナー(「オリーブ」の収穫量)」
香川旅行で訪れたい他のスポット
香川県には魅力的な観光地が多いため、数回の旅行ではすべてを回り切れないのが現状です…
ここでは、まだ行ったことのない場所の中で、ぜひ訪れてみたい主な観光スポットをご紹介します。
史跡高松城跡・玉藻公園(高松市)
高松城は、海に面している土地に築かれた日本最大級の海城です。
かつては城壁が海に接していたと言われ、今治城(愛媛県)・中津城(大分県)と合わせて日本三大水城とも呼ばれています。
高松城の天守閣は、3層4階+地下1階で、当時は四国最大の規模を誇っていました。
現在は、そんな荘厳な天守閣を支えた天守台に加え、瀬戸内海の海水が満ちるお堀や、空襲での焼失から復元された桜御門、重要文化財に登録された披雲閣(旧松平家高松別邸)などが残っています。
このように貴重な建築が残る高松城跡の一帯は、現在は「玉藻公園」として一般公開されています。
史跡高松城跡・玉藻公園は、高松観光の拠点となるJR高松駅・ことでん「高松築港駅」からのアクセスも良いため、高松エリアを観光する方はぜひ足を運んでみてくださいね。
基本情報
- 住所:香川県高松市玉藻町2-1
- 営業時間:
【西門(日の出~日没)】
5:30~19:00 頃 ※月毎に異なるため、事前に公式サイトでよくご確認ください。
【東門】
7:00~18:00 頃 ※月毎に異なるため、事前に公式サイトでよくご確認ください。 - 休業日:12/29~12/31
- アクセス:
【車】
高松自動車道「高松中央IC」より約20分
【電車】
ことでん「高松築港駅」より徒歩約2分
JR高松駅より徒歩約5分 - 駐車場:あり(無料)
- 公式サイト:史跡高松城跡・玉藻公園 公式サイト
栗林公園(高松市)
江戸時代に造られた歴史ある回遊式庭園・栗林公園(りんりつ公園)。
栗林公園は、長く高松城を守った高松藩主・松平家の別邸として、文化財庭園の中では最大の大名庭園です。
広大な土地に大きな池を置き、その周囲を小高い丘や木々で囲み、雄大な自然を表現しています。
また、園内各所には、ユニークな形をした石組みや置石が置かれており、栗林公園ならではの景観を造り出しています。
栗林公園の広い敷地内には、サクラ・ツツジ・ハス・スイレン・キンモクセイ・サザンカ・ウメなど、四季折々の花を楽しめるのも魅力です。
香川県の自然と文化を織りなす美しい風景を、ゆっくり堪能してみてはいかがでしょうか?
基本情報
- 住所: 香川県高松市栗林町1-20-16
- 営業時間:日の出から日没まで
(5:30~19:00 頃 ※月毎に異なるため、事前に公式サイトでよくご確認ください。) - 休業日:年中無休
- アクセス:
【車】
高松自動車道「高松中央IC」より約15分
【電車】
JR栗林公園北口駅より徒歩約3分
ことでん「栗林公園駅」より徒歩約7分 - 駐車場:あり(有料)
- 公式サイト:香川県観光協会公式サイト「うどん県ネット」
屋島(高松市)
硬い溶岩に覆われた、テーブル上の平たい丘「メサ」で形成される屋島。
江戸時代までは離島であったことと、遠くから見ると屋根のように見えることから名付けられたそうです。
古くは古墳時代の遺跡が残る屋島は、平安時代には「源平合戦」の舞台になるなど、歴史的にも貴重な史跡が今も点在しています。
また、瀬戸内海に囲まれた屋島は、その地質や歴史的価値が高いことから、国の天然記念物にも指定される名所です。
現在は、屋嶋城などの歴史ある遺跡から竹居観音岬などの景勝地、新屋島水族館といったレジャー施設など、多ジャンルの観光を楽しめる高松市のシンボルとして、注目を集めています。
中でも、屋島の自然・歴史を学べる複合施設「やしまーる」は、屋島の観光拠点にぴったりです。
基本情報
- 住所: 香川県高松市屋島地区
- アクセス:
【車】高松自動車道「高松中央IC」より約20分
【電車】ことでん「屋島駅」よりシャトルバスで約10分 - 駐車場:あり
- 公式サイト:屋島観光情報サイト「all YASHIMA」
金刀比羅宮(琴平町)
“こんぴらさん”の愛称で親しまれる金刀比羅宮。
主に海の神様として、海上交通安全・大漁祈願・商売繁盛などのご利益を授かれることから、毎年全国から多くの観光客が訪れています。
象頭山の斜面に位置する金刀比羅宮は、門前町から御本宮までは785段、厳魂神社(奥社)までは1,368段と、体力が試される神社です。
金刀比羅本教の教祖である厳魂彦命を祀る厳魂神社(奥社)までの道中には、他にも、三穂津姫社や白峰神社といった伝統ある社殿が並んでいます。
奥社までは1,368段の階段が続く金刀比羅宮ですが、金刀比羅宮の宝物を収める「宝物館」や、こんぴら名物の加美代飴を販売する「五人百姓」など、見どころが充実しているのも人気の秘密です。
せっかく香川旅行を楽しむなら、香川県屈指のパワースポットにもぜひ足を延ばしたいですね。
基本情報
- 住所: 香川県仲多度郡琴平町892-1
- 営業時間:
【大門(境内の入口)】6:00~18:00
【御本宮 御扉】7:00~17:00
【御本宮 御祈祷・授与所】9:00~17:00(御祈祷は16:30最終受付)
【厳魂神社(奥社)御扉】9:00~16:30
【厳魂神社 御祈祷・授与所】9:00~16:30(御祈祷は予約制)
【厳魂神社 奥社道】9:00~17:00 ※7/15~9/30は7:00~17:00 - 休業日:なし
- アクセス:
【車】
高松自動車道「善通寺IC」より約10分
【電車】
ことでん「琴平駅」より徒歩約15分
JR琴平駅より徒歩約20分 - 駐車場:なし(近隣の駐車場を利用)
- 公式サイト:金刀比羅宮公式ホームページ
父母ヶ浜(三豊市)
《まるで南米の「ウユニ塩湖」のよう》であると話題を集めた父母ヶ浜(ちちぶがはま)。
父母ヶ浜は約1km続く遠浅の砂浜で、夏には多くの観光客でにぎわう海水浴場です。
そんな父母ヶ浜は、穏やかな海面が鏡のように周囲の風景を映し出す幻想的な光景が、季節関係なく人々を魅了しています。
実際、朝方・日中・夕方で光の彩りが変わる神秘的な水面は、風景画のように美しく、父母ヶ浜を訪れる観光客の多くがSNS映えする写真を旅行のお土産に持ち帰っています。
海の鏡と空の光がつくる自然の絶景を、生きている間に一度は現地で体験してみたいですね。
基本情報
- 住所: 香川県三豊市仁尾町仁尾乙203-3
- 営業時間:24時間散策自由
- 休業日:年中無休
- アクセス:
【車】
高松自動車道「さぬき豊中IC」「三豊鳥坂IC」より約20分
【電車】
JR詫間駅よりコミュニティバス(日・祝日・年末年始を除く)で約20分
JR詫間駅より観光周遊バス「ハーツシャトル」で約17分(土日祝のみ) - 駐車場:あり(一般車両は無料)
- 公式サイト:三豊市観光交流局 公式サイト
香川県旅行モデルコース(2泊3日)
島旅にもぴったりな香川県は、魅力的な島が多いため、島巡りを旅行のメインにすると2泊3日でも全然足りません。
※ちなみに私は、2泊3日で直島・小豆島・豊島を回りました(女木島は別のタイミング)。
そのため、今回は、香川県本土の主要スポットを中心に、島旅も少し楽しめるモデルコースを考えてみました!
これから香川県の旅行に行かれる方は、ぜひチェックしてみてください。
1日目と2日目はレンタカー、3日目はフェリーor高速船と空港シャトルバスの利用を想定しています。
【1日目】
9:30 高松空港 着
10:00 史跡高松城跡・玉藻公園 着
11:00 史跡高松城跡・玉藻公園 発
11:10 栗林公園 着
12:30 栗林公園 発
12:45 高松駅周辺で讃岐うどんランチ
13:45 高松駅 発
14:00 屋島(高松市屋島山上観光駐車場) 着
※やしまーる・古代山城 屋嶋城・新屋島水族館・屋島寺・四国村ミウゼアム(四国民家博物館)・獅子の霊巌展望台などを巡ります。
18:00 屋島 発
18:30 高松駅 着
※高松駅周辺で、骨付鳥などで香川グルメディナーを堪能してくださいね。
~高松市内で1泊~
【2日目】
9:00 高松市内 発
10:00 金刀比羅宮 着
14:00 金刀比羅宮 発
※金刀比羅宮の門前町で、讃岐うどんなど名物グルメのランチをお楽しみください。
14:45 父母ヶ浜 着
17:15 父母ヶ浜 発
※天気の良い日はぜひ夕暮れを目指して。日の入り時間の前後約30分間で絶景が撮影できそうです。
18:15 高松駅 着
~高松市内で1泊~
【3日目】
8:12 高松港 発
9:02 宮浦港(直島)着
※地中美術館・ベネッセハウスミュージアム・李禹煥美術館・直島銭湯「I♥湯」・南瓜・赤かぼちゃ・家プロジェクトなどを観賞する。
※島の食堂や郷土料理のお店で、手延べそうめんなど島の名物グルメランチをお楽しみください。
14:20 宮浦港(直島)発
15:20 高松港 着
17:45 頃 高松駅 発
※空港リムジンバスの時刻表は、飛行機の発着時刻により変動します。
18:45 頃 高松空港 着
・フェリーの時刻は、2025年1月時点の情報です。運行状況などは各自あらかじめご確認ください。
・美術館は、10:00以降の開館がほとんどです(予約制の美術館もあります)。
・直島銭湯「I♥湯」は、入浴は午後から可能です。
・直島島内は坂が多いため、レンタサイクルは電動自転車をおすすめします。
・島内各施設の営業時間・休業日は必ず事前にご確認ください。
まとめ
今回は、香川県のおすすめ観光スポットを、2泊3日のモデルコースも含めてご紹介しました。
香川県は、47都道府県の中で面積は最小でありながら、瀬戸内海に囲まれた豊かな自然を活かした緑あふれる旅行スポットが充実しています。
また、県内の島々を中心に「瀬戸内国際芸術祭」で賑わうことから、自然とアートが融合したアートの島々としても人気です。
ゆっくりとした時間が流れる香川県では、島旅・一人旅にもぴったりですよ。
香川県は、県内の各市町村・島々に魅力的な観光スポットが点在しているため、ある程度エリアごとに的を絞って旅行計画を立てるのが良いでしょう。
歴史ある神社仏閣や史跡、自然あふれる瀬戸内海の島々などの多彩な観光地巡りを通して、香川県ならではの旅行を楽しんでくださいね。
※情報は記事執筆当時のものです。