はじめに

毎日、仕事・家庭・学校で忙しく、とにかく自然に癒されてリフレッシュしたい・・・
そんな風に思っている女性の皆さまは多くいらっしゃるのではないでしょうか?
島国である日本には、波の音や鳥のさえずりを聴きながら、風と共に静かな時間を過ごせる離島がたくさんあります。
美しい自然の景観・その島ならではの文化・新鮮な海の幸など、離島ごとにその魅力はそれぞれです。
今回は、47都道府県制覇 & 約20ヶ所の島巡りをするほどの旅好きが、女性一人旅におすすめの離島をご紹介します。
観光客が少なめの、かなりニッチな穴場的な島もピックアップしますので、ぜひチェックしてみてください。
この記事が、以下のような一人旅・島旅好きの皆さまのご参考になれば幸いです。
- 女性一人旅にぴったりな離島を知りたい
- 自然に癒される女性一人旅先を探している
- 女性一人で楽しめる穴場的な離島に行きたい
女性一人旅におすすめの島【5選】

自分のペースでゆっくり自然に癒されるのは、女性一人旅での島巡りの醍醐味ですよね。
また、お気に入りのスポットに好きなだけ居られたり、自由にスケジュールを調整できるのも女性一人旅の強みです。
日本の離島というと、沖縄・瀬戸内海・九州あたりを思い浮かべる方が多いかもしれません。
実際は、さすが島国・日本、北海道~本州~九州・沖縄まで、各地に個性豊かな島があふれています。
ここでは、一人旅&島旅好きの私が実際に訪れた中で、特におすすめしたい島を厳選してご紹介します。
佐渡島(新潟県)

佐渡島は、新潟県に属する日本海側最大の離島です。
2024年7月には、佐渡金山が世界文化遺産に登録されたことで話題になりました。
佐渡島は、約400年の歴史のある日本最大の金銀山「佐渡金山」や佐渡鉱山の一大拠点「北沢浮遊選鉱場跡」など、佐渡独自の文化を残す歴史あるスポットが充実しています。
また、佐渡屈指の景勝地・大野亀でみられる期間限定の絶景「トビシマカンゾウ」や、美しい朱鷺色の羽が魅力のトキなど、佐渡島ならではの自然も楽しめます。

さらに、日本海でとれる新鮮な魚を使った寿司は、佐渡島でぜひ一度は味わってほしい逸品です。
島内には、寿司店はもちろん、おしゃれな島のカフェやパン屋さんなど、女性一人旅でも気軽に楽しめるお店がたくさんありますよ。
佐渡島の基本情報
- 住所:新潟県佐渡市
- アクセス:新潟港からジェットフォイルで約67分 or フェリーで約2時間半
- 島内の移動手段:レンタカー・路線バス・観光タクシー・レンタルバイク・レンタサイクル など
東京23区の約1.4倍もの面積がある佐渡島は、車でも1周すると7時間はかかります。
車の運転ができる方は、レンタカーで島内ドライブを満喫するのがおすすめです!
以下の記事では、佐渡島在住歴のある筆者が、佐渡一人旅の魅力を詳しくご紹介しています。よろしければ合わせてチェックしてみてください。
伊豆大島(東京都)

伊豆大島は、大都会・東京都に属していながら、島の約97%が「富士箱根伊豆国立公園」に指定されている自然あふれる島です。
伊豆大島は島全体が活火山でできた”火山島”で、島の中心にそびえ立つ「三原山」は、巨大な噴火口を一周する遊歩道や三原神社などが、旅行者からも人気を博しています。
三原山の火山灰に覆われた日本唯一の砂漠「裏砂漠」や、火山灰が幾重にも降り積もってできた「地層大切断面」など、壮大な自然の歴史を感じられるスポットも必見です。
雄大な自然に身をゆだねれば、日常の悩み事もいったん忘れてリフレッシュできますよ。

また、伊豆大島は椿の名産地としても知られています。
伊豆大島産の椿でつくる椿油は、食用はもちろん、美容オイルとしても使えるため、女性一人旅のお土産にもぴったりです。
伊豆大島の基本情報
- 住所:東京都大島町
- アクセス:東京港(竹芝客船ターミナル)から大型客船で約6時間or高速ジェット船で約1時間45分
- 島内の移動手段:レンタカー・路線バス・タクシー・レンタルバイク・レンタサイクル など
佐久島(愛知県)

佐久島は、愛知県沖の三河湾に浮かぶアートの島です。
島内には、「おひるねハウス」や「イーストハウス」など、自然と融合した体験型のアート作品が点在しています。
また、私が佐久島をおすすめする最大の理由は、世界でも珍しい ” 紫色の砂浜 ”「新谷海岸」です。


ムール貝やウチムラサキ(大あさり)のカケラが砂に混ざることで作り出された、ここでしか見られないレアな絶景を体験できますよ。
徒歩で観光しても半日ほどで満喫できる小さな島のため、紫色のビーチを独り占めできるほど人通りが少なめなのも、女性一人旅には嬉しいポイントです。
レンタサイクルでゆっくり島巡りを楽しみながら、自然とアート作品で心も身体も癒されてみてはいかがでしょうか?
佐久島の基本情報
- 住所:愛知県西尾市一色町佐久島
- アクセス:一色港から佐久島(西港)まで高速船で約20分
- 島内の移動手段:レンタサイクル・徒歩
豊島(香川県)

豊島は、3年に1度開催されるアートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」の舞台のひとつです。
穏やかな瀬戸内海に囲まれた緑豊かな豊島は、自然の中にアート作品が溶け込むようにたたずむ、他の島にはない景観を楽しめます。
そんな唯一無二の魅力にあふれる豊島の中でも、特に女性一人旅におすすめしたいのが「豊島美術館」です。
「豊島美術館」の展示作品は、しずくのようなドーム型の “ 母型 ” ただひとつ。
巨大な空間が広がる ” 母型 ” の中に入ると、地面のあちこちから水が湧き出し、水滴が次々に形を変える神秘的なアートを体験できます。

他にも、青い空の色に映えるアート作品がたくさんあるので、ぜひ自然とアートに癒されるリラックスタイムを満喫してみてくださいね。
豊島の基本情報
- 住所:香川県小豆郡土庄町豊島
- アクセス:高松港から唐櫃港(豊島)まで定期船で約35分
- 島内の移動手段:レンタサイクル・レンタルバイク・レンタカー・バス・タクシー(1台のみ)
竹富島(沖縄県)

竹富島は、サンゴの石垣・赤瓦の屋根の家・白い砂の道といった、沖縄の原風景が残る自然豊かな島です。
ただ島に降り立つだけで、竹富島にしかない独自の雰囲気に包まれる、特別な魅力があります。
竹富島は小さな島なので、徒歩 or レンタサイクルでのんびりその雰囲気を楽しみながら観光するのがおすすめです。
風情ある民家の間を歩く水牛車・レンタサイクル屋さんの看板猫・放し飼い?の馬など、自由気ままに過ごす動物にも癒されますよ。

また、竹富島の中で特に女性一人旅におすすめのスポットが「星砂の浜(カイジ浜)」です。
砂浜に手のひらを乗せると、簡単に星の砂を見つけられます。
人気(ひとけ)が少ないので、大人の女性が一人で黙々と砂と向き合っていても、気になりません(実際体験したアラサー女性が断言します)!
竹富島の美しい自然に直接触れて、日頃の疲れを癒してみては?
竹富島の基本情報
- 住所:沖縄県八重山郡竹富町
- アクセス:石垣港離島ターミナルから竹富島まで高速船で10分~15分
- 島内の移動手段:徒歩・レンタサイクル・バス・タクシー
陸続きの気軽に楽しめる島【5選】

島旅というと、飛行機や船を使って行くため、ある程度まとまった旅行日程が必要になりますよね。
でも、中には「そんなに長く仕事 or 学校の休みとれない…」「飛行機 or 船ってちょっと苦手…」という方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、ここからは、陸地から徒歩・車・バスなどで気軽に行ける島をご紹介します。
超有名な人気の島から、知る人ぞ知る美しい島まで、バラエティ豊かな島をピックアップしていますので、ぜひチェックしてみてください。
福浦島(宮城県)

福浦島は、日本三景にも数えられる「松島」を構成する島々のひとつです。
名前だけ聞くとピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、松島海岸から伸びる赤い橋の先にあるのが福浦島です。
約252mの「福浦橋」を歩いて渡ると、島全体が県立自然公園である福浦島に着きます。
島内には、松島の美しい景観を象徴するマツ・スギといった木々をはじめ、300種類以上の植物が自生しており、一気に緑あふれる空間に包まれます。
弁財天を祀る「弁天堂」や松島の島々を見渡せる「見晴台」など、見どころが多いため、1~2時間ほどの島旅を楽しめますよ。

「福浦橋」の入口には、甘酒・牛たんつくね・やきだんごなどを堪能しながら休憩できる茶屋もあるため、女性一人旅でゆっくり巡るにはぴったりの島です。
福浦島の基本情報
- 住所:宮城県宮城郡松島町松島仙随39-1
- アクセス:
【電車】「JR松島海岸駅」より徒歩約15分
【車】三陸自動車道「松島海岸IC」より約20分 - 島内の移動手段:徒歩
江の島(神奈川県)

江の島は、東京から気軽に行ける人気観光地のひとつで、関東でもトップクラスの知名度を誇る島です。
江の島のシンボル「江の島シーキャンドル」をはじめ、古い歴史のある「江の島神社」や食べ歩きを楽しめる「弁財天仲見世通り」など、見どころが満載。

江の島の頂上付近にある「亀ヶ岡広場」や江の島の入口にある「オリンピック記念噴水池」など、海を見ながらゆっくり散策を楽しめる公園も充実しています。
そのため、潮風を感じながら、静かな時間を過ごしたい女性の一人旅にもぴったりです。
また、爽やかな水色が美しい「青銅の鳥居」や、季節の花を楽しめる「中津宮広場」といった写真スポットも豊富なため、カメラを片手に一人旅したい方にもおすすめです。
アクセスが非常に便利な江の島は、特に関東在住の方は日帰りでも存分に島の魅力を満喫できるでしょう。
江の島の基本情報
- 住所:神奈川県藤沢市江の島
- アクセス:
【電車】小田急電鉄「片瀬江ノ島駅」より徒歩約15分
【車】新湘南バイパス「茅ヶ崎海岸IC」より約25分 - 島内の移動手段:徒歩・屋外エスカレーター「江の島エスカー」
角島(山口県)

角島は、コバルトブルーの海上に伸びる「角島大橋」の美しい景観で人気を博しています。
1,780mある「角島大橋」からは、まるでリゾート地を訪れたかのような、透き通った海と白い砂浜のコントラストを望む絶景ドライブを体験できます。
角島のシンボルである「角島灯台」は、国内でも珍しい ”のぼれる灯台” として知られています。
西洋風の石造りの灯台内にある105段の階段をのぼると、角島を象徴するコバルトブルーの海と、自然豊かな島内を一望できます。

また、島内には、ダルマギクの群生地「牧崎風の公園」やハマユウなど季節の花を観賞できる「夢崎波の公園」といった、角島ならではの緑豊かな風景を楽しめるスポットも盛りだくさん。
とにかく美しい自然に囲まれながら、静かなひとり時間で癒されたい女性一人旅におすすめの島です。
角島の基本情報
- 住所:山口県下関市豊北町角島
- アクセス:
【電車】「JR滝部駅」より角島行きバスで約40分
【車】中国自動車道「美祢西IC」より約60分 - 島内の移動手段:レンタカー・レンタサイクル・路線バス・トゥクトゥク
青島(宮崎県)

青島は、宮崎市の海上に浮かぶ、島全体がパワースポットの珍しい島です。
青島海岸から青島までは「弥生橋」でつながっており、徒歩で気軽に観光できます。
島へ向かう途中には、岩が波に浸食され隆起したことでできた奇妙な地形「鬼の洗濯板」が広がり、海が作り出す自然のアートを観察できますよ。
周囲約1.5kmの小さな島内には、約27種類の亜熱帯性植物を含む、鮮やかな緑の植物が生い茂っています。
その姿はまるで南国の離島のようで、都市部の宮崎市内にありながら、自然豊かな雰囲気が魅力です。

また、青島の中心部には、縁結びの神様との呼び声も高い「青島神社」が鎮座しています。
青島は、実は島全体が「青島神社」の境内となっているのが、”パワースポットの島”と呼ばれる理由です。
青島ならではの自然にエネルギーをもらう、特別な女性一人旅を体験してみてはいかがでしょうか?
青島の基本情報
- 住所:宮崎県宮崎市青島
- アクセス:
【電車】「JR青島駅」より徒歩約10分
【車】宮崎自動車道「宮崎IC」より約10分 - 島内の移動手段:徒歩
古宇利島(沖縄県)

すみません。
陸続きと言いながら、こちらは多くの方が飛行機でまず沖縄本島まで飛んでからのスタートです。
古宇利島(こうりじま)は、沖縄本島から古宇利大橋を通って車で行ける離島です。
沖縄本島の人気観光スポット「美ら海水族館」からは車で約40分と近いので、本島北部の観光に合わせて気軽に島巡りを楽しめますよ。
古宇利島の魅力は、なんといっても、沖縄本島屈指の透明度を誇るエメラルドグリーンに染まる海です。

中でも、ティーヌ浜にあるハート形の岩「ハートロック」は必見!
沖縄の海と青い空の美しい風景をバックに、ふたつのハート形の岩が並ぶ様子は、思わずカメラのシャッターを連打してしまうほどの絶景です。
島内には、沖縄そば・ぜんざいなど沖縄グルメを楽しめるおしゃれなカフェや食堂といった、女性一人旅でも入りやすい飲食店も充実しています。
ゆったりとした時間が流れる沖縄の中でも、さらにのんびりマイペースな一人旅を楽しみたい方におすすめです。
古宇利島の基本情報
- 住所:沖縄県国頭郡今帰仁村字古宇利
- アクセス:沖縄自動車道「許田IC」より名護東道路経由で約35分
- 島内の移動手段:レンタカー・路線バス・レンタサイクル・観光タクシー
人生で一度は行きたい島【5選】

ここからは、島旅好き & 一人旅好きなら1度は憧れたことのある、生涯で1回は訪れてみたい美しい島々を中心にご紹介します。
また、あまり知られていない ”神の島” もピックアップしていますので、「初めて知った!」という方は、今後の女性一人島旅のご参考にしていただければ幸いです。
小笠原諸島(東京都)

小笠原諸島は、独自の進化を遂げた生物や植物が自生していることから、「東洋のガラパゴス」とも呼ばれる島好きにとっては夢のような島です。
小笠原諸島への交通手段は「1週間に1度程度の船のみ」という秘境感も、旅好き心をくすぐられます。

島内では、日本随一の透明度を誇る海はもちろん、小笠原諸島にしか生息していない貴重な生物・植物に出会えるのが魅力的なポイントです。
特に、小笠原諸島の中でもさらに母島のみに生息する「ハハジマメグロ」は、国の特別天然記念物に指定されています。
島内では、小笠原諸島固有の動物・植物をガイドと一緒に観察できるトレッキング・ハイキングツアーが開催中です。
自分で珍しい動植物を見つけるのは難しいので、そこはプロの力を借りて、小笠原諸島での貴重な滞在時間を有意義に使いたいですね。
日本屈指の ”秘島” めぐりは、特別な女性一人旅の思い出になること間違いなしです。
小笠原諸島の基本情報
- 住所:東京都小笠原村
- アクセス:東京港(竹芝客船ターミナル)より「二見港(父島)」まで「おがさわら丸」で24時間
- 島内の移動手段:レンタカー・レンタルバイク・レンタサイクル・村営バス・乗り合いタクシー(母島)
端島(長崎県)

端島は「軍艦島」の通称で親しまれる、日本の近代化を支えた ”炭鉱の島” です。
鉄筋コンクリート造りの高層建築がひしめき合う様子が、まるで海に浮かぶ軍艦のように見えることから名付けられました。
端島は、明治時代の産業革命に大きく貢献した遺構として、世界文化遺産にも登録されています。
最盛期には約5300人もの大人数が居住していた端島ですが、現在は、鉄筋コンクリートの廃墟が残る無人島です。

そんな今は誰も住まない(住めない)端島へ上陸する方法は、長崎港から出港するクルーズツアーのみです。
端島は、日々建物の風化が進んでおり、島内の一部は立ち入りが禁止されているなど、その貴重な景観はいつ見られなくなってもおかしくありません。
1日として同じ光景はない、その価値ある遺跡をじっくり堪能するのに、女性一人旅はぴったりです。
端島の基本情報
- 住所:長崎県長崎市高島町端島
- アクセス:長崎港より軍艦島上陸ツアー船で約40分
- 島内の移動手段:徒歩
奄美大島(鹿児島県)

奄美大島は、沖縄本島を除き佐渡島に次ぐ広大な面積をもつ、亜熱帯性気候の島です。
島内には、奄美大島屈指の絶景スポット「あやまる岬観光公園」や荒波にもまれた丸石が音を立てる「ホノホシ海岸」など、アマミブルーとも称される美しい海を楽しめるポイントが充実しています。

また、奄美大島ならではの動植物が生息する原生林の風景も必見です。
カヌーに乗って間近でマングローブを観察できる「黒潮の森 マングローブパーク」や、ヒカゲヘゴの巨木群落が人気の「金作原原生林」では、亜熱帯の雰囲気を体験できますよ。
奄美大島でも、マングローブを進むカヌーや特別天然記念物「アマミノクロウサギ」を探すナイトサファリなど、様々な体験ツアーが開催されています。
せっかく奄美大島を訪れたら、貴重な自然や動物を思い残すことなく満喫しましょう!
島内に手つかずの自然が残る奄美大島は、きれいな空気の中で存分に癒されたい女性一人旅にも最適です。
奄美大島の基本情報
- 住所:鹿児島県奄美市
- アクセス:
【飛行機】鹿児島空港より約1時間
羽田空港より約2時間20分
【フェリー】鹿児島新港より名瀬港(奄美大島)まで約11時間 - 島内の移動手段:レンタカー・レンタルバイク・レンタサイクル・路線バス・タクシー
久高島(沖縄県)

久高島は ”神の島” と呼ばれ、島全体が沖縄でも有数の聖地となっています。
沖縄本島には、琉球王国が信仰した琉球神道の聖域「斎場御嶽(せーふぁうたき)」があります。
そんな神聖な場所から拝む対象となっているのが、久高島です。
「斎場御嶽」から向かって太陽が昇る方向に位置する久高島には、神様が住んでいると信じられていたことが、久高島が ”神の島”と称される理由です。
島内には、沖縄の島々を創成したとされる神が降臨した「ハビャーン(カベール岬)」や、五穀が入った壺が流れついた穀物起源説が伝わる「イシキ浜」など、沖縄の歴史上外せない神聖なスポットが豊富にあります。

また、レンタサイクルでの島内移動中にも、エメラルドグリーンの海や巨大なガジュマルなど、久高島ならではの自然を満喫できます。
最強のパワースポットで日頃の疲れを癒したい、女性一人旅におすすめです。
”神の島” 久高島には、御嶽や拝所など立ち入りできないエリアがあります。
また、石・砂・サンゴなど久高島にある自然物は持ち出しできません。
島のルール・マナーを守ったうえで、神聖な島での貴重な一人時間を楽しみましょう!
久高島の基本情報
- 住所:沖縄県南城市知念字久高
- アクセス:安座真港(沖縄本島)より高速船で約15分 or フェリーで約25分
- 島内の移動手段:レンタサイクル・レンタルバイク・トゥクトゥク・徒歩
波照間島(沖縄県)

波照間島は、鮮やかな ”ハテルマブルー” の海が有名な日本最南端の有人島です。
「果てのうるま(珊瑚礁)」が島名の由来となった通り、島内では南の果ての美しいパノラマが広がります。
青と緑が融合した ”ハテルマブルー” 以外の表現が見つからないほど、宝石のように輝く海は、まるで絵画の世界に入り込んだかのような絶景です。
特に、”クリームソーダ色” とも呼ばれる淡いエメラルドグリーンの海と、白い砂浜が織りなすコントラストを楽しめる「ニシ浜」は必見です。
美しい海で知られる八重山諸島の中でも、特に透明度が高い「ニシ浜」では、穏やかな波を眺めているだけでもホッと癒されますよ。

また、島内には「日本最南端の碑」や、琉球石灰岩でできた美晴台「コート盛」など、波照間島ならではの見どころも盛りだくさん。
日本の果ての地での女性一人旅は、きっと自分を見つめなおす大切な時間を過ごせるでしょう。
波照間島の基本情報
- 住所:沖縄県八重山郡竹富町波照間
- アクセス:石垣離島ターミナルより波照間港まで小型高速船で約80分 or 大型船で約100分
- 島内の移動手段:レンタサイクル・レンタルバイク・レンタカー
女性一人島旅の楽しみ方

一人旅は、旅に出ているその時間だけで最上級のリフレッシュになります。
その中でも特に、自然を全身で感じられる島旅は、日頃の悩みを忘れてストレス解消するのにもってこいです。
一人旅好き & 島旅好きの皆さまは、どのポイントを大切にして旅を楽しみますか?
・・・美しい風景・見晴らし抜群のホテル・絶品グルメなど・・・
ここでは、筆者流の女性一人島旅の楽しみ方をご紹介します。
一人旅好き & 島旅好きのお仲間や、これから一人旅 or 島旅を満喫したいと思っている方と共有できれば幸いです。
とにかく自然に癒される

私が島へ一人旅に出かける最大の目的は、とにかく自然に癒されることです。
「疲れてる?大丈夫?」と周囲に心配されるほど一人旅 or 島旅によく出かけるのですが、私にとっては、自然に囲まれた静かな場所でひとり過ごすことが最大の癒しなのです。
特に、誰もいない砂浜で波の音と潮の香りを感じながら、しばらくボーっと過ごすことがよくあります(また心配されそう…)。
これだけ一人旅 & 島旅に特化したこの記事を見つけてくださった皆さまの中には、きっと共感してくれる方もいらっしゃるでしょう。
(ここまでお付き合いいただきありがとうございます😌)
また、島旅では、普段はなかなか見られない植物や自然現象に出会えるのも魅力ですよね。
たとえば、佐久島の紫色の砂浜「新谷海岸」は、多くの人に紹介したいお気に入りスポットのひとつです。
一人旅 & 島旅する際には、自分なりに落ち着く自然風景を探してみてくださいね。
カメラで写真を撮る

一人旅にハマった理由のひとつは、一眼レフカメラ(初心者用です)を手に入れたことです。
もともと美しい自然風景が好きで、その絶景を思い出に残したい!と思ったのが始まりでした。
特に島旅では、エメラルドグリーンの海や島ならではの植物・自然現象にたくさん出会いますよね。
家族・友人との旅行でも写真は撮れますが、その都度立ち止まらせてしまうのが申し訳ないので、カメラを持参する際は一人旅がおすすめです。
また、写真撮影はアウトプットの機会でもあると感じるのです。
日頃、ぐるぐる頭の中を巡る悩み事や言葉たちが、カメラのシャッターを押すたびにすっきりします。
また「女性一人旅って寂しくない?」という心配がある方も「写真を撮りにきた人」になれば、不思議と気にならないですよ!
ホテルで優雅な時間を過ごす

一人旅では、ホテルや温泉旅館で過ごす時間も、誰にも邪魔されない貴重なリラックスタイムです。
中でも島旅では、オーシャンビューのリゾートホテルや、島の伝統的な建築の民宿など、バラエティ豊かな宿泊先での滞在時間を楽しめます。
島巡りの美しい風景を振り返ったり、スマホやカメラで撮った写真を整理したり、思い思いの時間を堪能できます。
また、旅先のホテルで好きな本を読んだりYouTubeを見たりと、だらだら過ごすのも贅沢ですね。
ただし、特に女性一人旅の場合は、宿泊での安全面は気になるところです。
セキュリティ・設備・アメニティなどは事前にしっかりチェックして、優雅な一人時間を満喫しましょう。
地元の絶品グルメを味わう

せっかく島を訪れたら、島ならではの名物グルメは外せません。
島を囲む海では、新鮮な魚介類がたんまり獲れます。
島の海産物を使って、島ならではの調理方法でつくる地元のグルメは絶品です。
回転寿司とは信じられないハイクオリティの佐渡島の「廻転寿司 弁慶」や、白身魚を島とうがらし醤油に漬けた伊豆大島名物の「べっこう寿司」は忘れられません。
女性一人旅では「一人での食事」がネックになる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、島の食堂やカフェは、人が少なく落ち着いた雰囲気のお店が多いので、一人でも気軽に食事を楽しめることがほとんどです。
もし余裕があれば、島の方とお話ししてみると、島内の穴場的なおすすめスポットや、美味しいご飯屋さんを教えてもらえることもありますよ。
まとめ
今回は、女性一人旅におすすめの離島を15ヶ所に厳選してご紹介しました。
行ったことのある島・これから行ってみたい島・初めて知った島はありましたでしょうか?
一人旅は、忙しい毎日から離れてゆっくり過ごすのに最適です。
その中でも島旅は、豊かな自然に囲まれて、この上ないリラックスタイムを過ごせます。
また、人気観光地の中での一人旅には少し勇気のいる方も、島なら人の目は全然気になりません。
ただただ、その土地の美しい自然に身を任せて、心も身体もリフレッシュしてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。