ホノホシ海岸

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奄美大島・ホノホシ海岸一人旅!丸い石の神秘を探る

はじめに

ホノホシ海岸 奄美ブルーの海と荒波

ホノホシ海岸は、鹿児島県・奄美大島にある神秘的な海岸です。

丸い石が一面に転がっているほかにはない海岸の風景が特徴で、不思議な雰囲気がただようパワースポットとして知られています。

奄美大島の美しい海と独特の景観を楽しめるホノホシ海岸は、一人旅で自然を心ゆくまで満喫したい方にはぴったりです。

今回は、47都道府県制覇 & 20ヶ所以上の島巡りをするほどの旅好きが、ホノホシ海岸での一人旅の魅力と楽しみ方をご紹介します。

ホノホシ海岸へのアクセス方法訪れる際の注意点も解説するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

この記事が、以下のような皆さまのお役に立てれば幸いです。

  • これからホノホシ海岸を一人旅したいと思っている方
  • ホノホシ海岸の魅力や一人旅での過ごし方を知りたい方
  • ホノホシ海岸へのアクセスや注意点を知りたい方
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奄美大島について

奄美大島マングローブ

奄美大島は鹿児島県本土と沖縄本島の間に位置し、豊かな自然と独自の文化が息づく奄美群島最大の島です。

奄美ブルー”と称される透明度の高い海広大なマングローブ原生林など、手つかずの大自然を満喫できることで、多くの人々を魅了しています。

奄美大島では、サンゴ礁やウミガメを間近で観察できるシュノーケリング、マングローブ林を探索するカヌーなど、自然を体感できるアクティビティも人気です。

さらに、鶏飯や油ゾーメン(油ぞうめん)といった郷土料理、黒糖焼酎など、奄美大島ならではのグルメも豊富に楽しめます。

2021年には「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」として世界自然遺産に登録され、その魅力にますます注目が集まっています。

奄美大島へのアクセス

奄美大島 奄美空港

奄美大島へは、飛行機またはフェリーでアクセス可能です。

空路は、鹿児島本土(鹿児島空港)や那覇空港などの近隣都市のほか、東京・大阪・福岡などの国内主要都市からも直行便が出ています。

鹿児島本島からは約1時間と所要時間が短く、奄美大島に早く到着して島内観光の時間を充実させたい方におすすめです。

所要時間料金目安
鹿児島空港~奄美空港約1時間約12,000円~23,000円
那覇空港~奄美空港約1時間約18,000円~34,000円
羽田空港~奄美空港約2時間10分約18,000円~53,000円
成田空港~奄美空港約2時間25分約4,000円~45,000円
伊丹空港~奄美空港約1時間40分約11,000円~34,000円
関西空港~奄美空港約1時間45分約3,500円~35,000円
福岡空港~奄美空港約1時間10分約13,000円~35,000円

※料金は、2025年9月調査時点のものです。航空会社や予約日により大幅に変動する可能性があります。最終的には各自ご確認ください。

奄美大島行きフェリー「クイーンコーラルプラス」

海路は、鹿児島本土(新港・本港北ふ頭)や沖縄(那覇港・本部港)のほか、加計呂麻島・喜界島などの離島からフェリーが出航しています。

フェリーは鹿児島本島から12時間前後かかりますが、ゆったりと船旅を楽しみながら迎えるのが魅力です。

奄美大島にある旅客用の港は、名瀬港・古仁屋港の2つです。

鹿児島本土や沖縄本島からの船は、名瀬港に到着します。

所要時間料金目安
【鹿児島航路】
鹿児島(鹿児島新港)~奄美大島(名瀬港)
【奄美航路】
鹿児島(鹿児島本港北埠頭)~奄美大島(名瀬港)
【鹿児島航路】約11時間
【奄美航路】約13時間30分
【鹿児島航路】
・2等:9,000円
・1等:約18,500円
・特等:約23,000円
【奄美航路】
・2等:約10,500円
・1等:約18,500円
沖縄(本部港)~奄美大島(名瀬港)約11時間10分・2等:約8,000円
・1等:約16,000円
・特等:約20,000円
沖縄(那覇港)~奄美大島(名瀬港)約13時間30分・2等:約10,000円
・1等:約19,500円
・特等:約25,000円

※料金は、2025年9月調査時点のものです。航空会社や予約日により大幅に変動する可能性があります。最終的には各自でご確認ください。

旅の目的や希望に合わせて、自分が最も奄美大島一人旅を満喫できる手段を選んでみてくださいね。

飛行機(空路)フェリー(海路)
料金高い安い
所要時間短い長い
交通手段の比較

奄美大島内の移動手段

奄美大島 路線バス

奄美大島は、沖縄本島を除く日本の離島では、佐渡島に次いで2番目の面積を誇ります。

島の周囲は461.1kmあり、島の北部から南部までは片道約2時間かかります。

奄美大島は離島といえど広大で、各観光スポットの距離が比較的離れていることが多いです。

そのため、限られた滞在時間で一人旅を効率よく巡るには、レンタカーが欠かせません。

路線バスも運行していますが、ホノホシ海岸への便は限られます(予約制)。

レンタカーレンタルバイク観光タクシーなど、ある程度柔軟に動ける交通手段を選ぶのがおすすめです。

ホノホシ海岸へのアクセスについては、「ホノホシ海岸へのアクセス」で詳しく解説します。

【奄美大島内の移動手段・比較表】

移動手段おすすめポイント注意点・備考
レンタカー・時間の制約なく自由にスケジュールを立てられる
・雨の日でも安心
・費用が高め(ガソリン代もかかる)
・数に限りがあるため、早めの予約がおすすめ
観光タクシー・迷うことなく各スポットを巡れる
・運転手さんから地元の詳しい情報を入手できる
・雨の日でも安心
・費用が高め
・特にハイシーズンは早めの予約がおすすめ
路線バス・比較的リーズナブル
・雨の日でも安心
・本数が限られる
・デマンド運行の場合がある ※ホノホシ海岸までの便は予約制
レンタルバイク・時間の制約なく自由にスケジュールを立てられる
・島の風を感じながら移動できる
・費用が高め
・雨の日は雨具が必須
レンタサイクル・比較的リーズナブル
・時間の制約なく自由にスケジュールを立てられる
・島の風を感じながら移動できる
・島内を広範囲に巡るには体力が必要
・雨の日は雨具が必須
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奄美大島内のコンビニ・ATM事情

ファミリーマート看板

奄美大島内には、6店舗のファミリーマートがあります(2025年9月時点)。

全国チェーンのコンビニはファミリーマートのみですが、そのほかに「島人mart」という島のコンビニもあります。

ただし、ファミリーマートは奄美大島の中心市・名瀬エリアに集中しており、島人martは24時間営業でない店舗があるなど、利用できるエリアや時間帯には注意が必要です。

銀行の看板

各ファミリーマートには、鹿児島銀行のATMが設置されています。

メガバンクのATMはありませんが、島内にはゆうちょ銀行やイオン銀行のATMが設置されている場所もあります。

ただし、島内のATMは数が限られるため、島へわたる前に現金は多めに準備しておくのが安心です。

ホノホシ海岸とは?

ホノホシ海岸案内の石

奄美大島南部に位置するホノホシ海岸では、打ち寄せる波によって丸くなった石が無数に敷き詰められた、独特の景観を楽しめます。

奄美ブルーを象徴する離島ならではの美しい海と、荒波が創り上げた丸い石が織りなす神秘的な海岸の風景は、自然のパワーに癒されたい一人旅にぴったりです。

ホノホシ海岸の一人旅では、離島ならではの交通事情や現地の雰囲気について「事前にチェックしておきたい!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ここでは、ホノホシ海岸へのアクセスや、奄美大島屈指のパワースポットと言われるその雰囲気について、詳しく解説していきます。

ホノホシ海岸の基本情報

  • 住所: 鹿児島県大島郡瀬戸内町蘇刈
  • 営業時間:24時間
  • 休館日:なし
  • アクセス:
    【車】名瀬港より車で約1時間10分
    【バス】名瀬中心部より路線バスを乗り継いで約1時間35分
  • 駐車場:あり(比嘉港湾の砂利の駐車スペース)
  • 公式サイト:あまみの、「ホノホシ海岸

ホノホシ海岸へのアクセス

奄美大島 大浜海浜公園駐車場

ホノホシ海岸へのアクセスは、レンタカーまたは観光タクシーの利用が最もおすすめです。

ホノホシ海岸へは路線バスでもアクセス可能ですが、運行本数が限られるうえに、ホノホシ海岸へ向かうヤドリ浜行きは「デマンド運行」となっています。

デマンド運行とは

利用者の予約に応じて、運行ルートや運行スケジュールを変更して運行するシステム。
ヤドリ浜行きの路線バス(南部交通株式会社)は、出発1時間前までの予約が必要です。

奄美大島一人旅の拠点となる名瀬市街地から、ホノホシ海岸までの移動手段と所要時間を以下でまとめます。

移動手段所要時間
レンタカー・観光タクシー名瀬港より約1時間10分
路線バス・「しまバス本社前」(奄美市)~「せとうち海の駅」(瀬戸内町)まで約1時間15分
・「営業所(南部交通)」(瀬戸内町)~「蘇刈」(瀬戸内町)まで約20分

路線バスの場合の乗り換え案内

「しまバス本社前」よりせとうち海の駅(古仁屋)線に乗車し、「せとうち海の駅」(終点)で下車

「営業所(南部交通)」(瀬戸内町役場前)より古仁屋~蘇刈線(ヤドリ浜行き)に乗車し「蘇刈」で下車

ホノホシ海岸の石が丸い理由

ホノホシ海岸の丸い石

ホノホシ海岸にある石が丸い理由は、長い年月をかけて石の角が荒波に削られたためです。

ホノホシ海岸は奄美大島のなかでも南部にあり、絶えず太平洋の力強い波が打ち寄せています。

石をも動かしてしまう荒波が打ち寄せる海岸では、波に合わせてゴロゴロと石同士がぶつかる異様な音が響き渡るほど。

丸い石が無数に広がる海岸風景は、まるで自然が創り出したアート作品のようです。

石の形や色は一つひとつ異なり、まん丸に近い石から滑らかな平べったい石、細長い丸石など大小さまざまで、見ているだけで飽きません。

自然の神秘と清々しい潮風を感じながら、ぜひ写真撮影や散策を一人ゆっくり満喫してみてくださいね。

ホノホシ海岸はパワースポット?

ホノホシ海岸 朝日

ホノホシ海岸は、丸い石が広がる光景や美しい海、荒波で石同士がぶつかる音が織りなす独特の雰囲気から、心身にエネルギーを与えてくれるパワースポットとして知られています。

また、古くから「丸い石一つひとつに魂が宿る」という言い伝えがあるのも、ホノホシ海岸がパワースポットと呼ばれる理由の一つです。

そんなスピリチュアルな空気に包まれたホノホシ海岸は、心静かに自然のパワーに癒されたい一人旅にぴったりです。

荒波によって削られ丸くなった石を眺めながら、美しい自然とスピリチュアルな雰囲気に浄化され、リラックスしてみてはいかがでしょうか?

ホノホシ海岸一人旅の楽しみ方

ホノホシ海岸 丸い石と美しい海

ホノホシ海岸での一人旅は、自然の美しさや穏やかな空気を独り占めしながら、心身ともにリフレッシュできます。

波のリズムに耳を傾けながら丸い石を踏みしめて歩く時間は、都会の喧騒を忘れ、日頃の疲れを癒す極上のリラックスタイムです。

ここからは、自然とじっくり向き合ったり、絶景を心ゆくまで写真に収めたり、一人旅ならではのホノホシ海岸の楽しみ方を紹介します。

波音とゴロゴロ音に癒される

ホノホシ海岸 丸い石と波

ホノホシ海岸の魅力の一つは、波の音と丸い石が互いにぶつかるゴロゴロという音です。

砂浜が広がる一般的な海岸とは異なり、丸い石が奏でるリズミカルな音は、不思議と心を落ち着けてくれます。

不規則に訪れる波の音と自然が生み出す丸石のゴロゴロ音を聴きながら、読書をしたり、ぼーっと静かな時間を過ごしたりするのにぴったりです。

周囲を気にせず存分に自然に溶け込めるのは、一人旅ならではの醍醐味です。

丸い石のゴロゴロ音をかき消すほどの大迫力の荒波の音は、頭の中を巡る悩み事も吹き飛ばしてくれますよ。

風の音や潮の香りを感じながら、一人旅ならではの贅沢なリフレッシュタイムを満喫してみてはいかがでしょうか?

ほかにはない海岸風景を写真におさめる

Canonのデジタル一眼レフカメラ

ホノホシ海岸特有の丸い石と透明度の高い海は、ほかの海岸では見られない独特な景観を創り出しています。

特に、朝日や夕日に照らされる丸い石の輝きは、スピリチュアルな雰囲気も相まって、幻想的な写真を撮りたい方にぴったりです。

一人旅で訪れると、周りを気にせず自分のペースで写真撮影を楽しめます。

じっくり構図を考え、納得のいくまで何度も撮り直せるため、SNS映えする自分だけの特別な一枚を撮りたい方にもおすすめです。

ホノホシ海岸では、海岸全体の風景だけでなく、形や色の異なるさまざまな石にクローズアップした構図も楽しめるのも魅力です。

せっかくここにしかない絶景を残すなら、ホノホシ海岸の全貌はもちろん、石の模様も細部まで美しく映る本格的なカメラで撮影してみてくださいね。

波音に包まれながら瞑想する

海辺での瞑想 朝日

ホノホシ海岸は、人の少ない静かな時間帯を選ぶと、波の音だけに包まれる神秘的な空間が広がります。

丸い石を踏みしめる感触や潮風を感じながら瞑想すれば、日常のストレスや緊張が自然と解きほぐされ、心身をリセットできますよ。

全室オーシャンビューの人気リゾートホテル「THE SCENE 」では、日の出の時間にホノホシ海岸で瞑想する「ホノホシ瞑想」を体験できます。

水平線から昇る朝日に照らされた中で、ホノホシ海岸ならではの波音を聴きながら心静かな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

THE SCENEの基本情報

  • 住所:鹿児島県大島郡瀬戸内町蘇刈970
  • アクセス:奄美大島空港より車で約2時間(ホノホシ海岸まで車で約3分)
  • 駐車場:あり
  • 公式サイト:THE SCENE

ホノホシ海岸一人旅のQ&A

ホノホシ海岸の丸い石は持ち帰りできる?

ホノホシ海岸 丸い石の海岸

ホノホシ海岸の丸い石は、持ち帰ることができません

ホノホシ海岸は「奄美群島国立公園特別地域」に指定されており、持ち帰りはもちろん、石の場所を移動させる行為も禁止されています(維持管理は除く)。

「旅の思い出に…」と持ち帰りたくなってしまうかもしれませんが、丸い石はその場で存分に眺め尽くし、ホノホシ海岸で過ごした思い出や写真だけを大切に持ち帰りましょう。

また、先述のとおり、ホノホシ海岸の丸い石には一つひとつに魂が宿るとされています。

現地では「持ち帰ると夜に石が動き出し、災いをもたらす」という言い伝えも。

ホノホシ海岸で一人旅をする際は、ルールを守ってその美しい景観と雰囲気を楽しみましょう。

ホノホシ海岸は海水浴できる?

奄美大島 ヤドリ浜
ヤドリ浜

結論からお伝えすると、ホノホシ海岸での海水浴はできません

ホノホシ海岸は、これまで解説してきたように、石が丸く削られるほどの荒波が特徴です。

水しぶきをあげる豪快な荒波が絶えず押し寄せており、遊泳には向いていません

「せっかくだから奄美大島のきれいな海に入りたい…」という方は、ホノホシ海岸から徒歩約15分(車で約3分)の場所にある「ヤドリ浜」がおすすめです。

ヤドリ浜は奄美ブルーの穏やかな海と白い砂浜が魅力のビーチで、トイレやシャワーも完備されています。

海を裸足で歩きながら、ゆっくり散策するのも心地よいですよ。

ホノホシ海岸は怖いって本当?

ホノホシ海岸の荒波

一人旅に向けて「奄美大島 ホノホシ海岸」などと検索すると、「ホノホシ海岸 怖い」というワードを目にすることがあります。

これから一人旅しようと思っているのに、そんなワードを見つけて「本当に一人で行って大丈夫?」と不安な方もいらっしゃるかもしれません。

ホノホシ海岸が怖いと言われるのは、丸い石がぶつかるゴロゴロ音や、絶えず打ち寄せる荒波ホノホシ海岸にまつわるスピリチュアルな言い伝えなどが理由と考えられます。

たとえば夜に訪れると、暗闇にゴロゴロ音が響き渡り、怖さを感じるかもしれません。

ホノホシ海岸を一人旅で訪れるなら、天気の良い昼間に足を運ぶと比較的安心して楽しめるでしょう。

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まとめ

ホノホシ海岸は、丸い石が広がる独特な景観と美しい海を楽しめる、一人旅にぴったりな島です。

丸い石同士がぶつかるゴロゴロ音は、離島ならではの清々しい潮風と相まって、癒しの一人時間を提供してくれます。

石の持ち帰りができないこと公共交通機関でのアクセス方法など、注意すべきポイントを事前にチェックして、ホノホシ海岸一人旅を存分に満喫してくださいね。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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