竹富島 赤瓦の街並み

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竹富島一人旅で沖縄の自然に癒される【日帰りモデルコース】

はじめに

カイジ浜 透明度の高い海

竹富島は、透明度の高い海やサンゴの石垣など、沖縄の離島ならではの美しい自然に囲まれた小さな島です。

石垣島から高速船でアクセスでき、気軽に沖縄の原風景に触れられることで人気を集めています。

今回は、47都道府県制覇 & 20ヶ所以上の島巡りをするほどの旅好きが、竹富島の魅力や楽しみ方など、一人旅を楽しみ尽くすためのガイドをお届けします!

実際にを旅した体験をもとに、竹富島一人旅の日帰りモデルコースまでご紹介するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

この記事が、以下のような皆さまのお役に立てれば幸いです。

  • 竹富島一人旅で存分に自然に癒されたい方
  • 竹富島のおすすめスポットをチェックしたい方
  • 竹富島一人旅の日帰りモデルコースを知りたい方
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竹富島とは?

石垣島から望む竹富島

竹富島は、沖縄県本島から400km以上離れた海に浮かぶ八重山諸島の一つです。

八重山ブルーの透明な海と白い砂浜が広がるビーチや、赤瓦屋根の伝統家屋が並ぶ集落など、古き良き沖縄の姿を今に残しています。

島の中心に広がる集落は、サンゴの石垣(グック)と白砂の道が美しく調和し、国の「重要伝統的建造物群保存地区」(1987年)に指定されています。

また、島内には、星の砂で有名な「カイジ浜」抜群の透明度を誇る遠浅の海岸「コンドイ浜」など、沖縄の離島ならではの美しい自然風景を満喫できるスポットも盛りだくさん。

島にはゆったりとした時間が流れており、日頃の喧騒を忘れて自然に癒されたい一人旅にぴったりです。

ここからは、竹富島へのアクセスや島内の移動手段、ATM事情など、竹富島一人旅を安心して楽しむための基本情報を一つひとつ解説します。

竹富島へのアクセス

石垣港離島ターミナル

竹富島へわたるには、まず石垣島まで飛行機で移動し、その後「石垣港離島ターミナル」から高速船を利用します。

主要都市から石垣島へのアクセス

  • 羽田空港~石垣空港:約3時間
  • 成田空港~石垣空港:約3時間40分
  • 関西空港~石垣空港:約2時間30分
  • 那覇空港~石垣空港:約1時間

石垣空港から石垣港離島ターミナルまでは、路線バス・観光直行バスタクシーレンタカーで移動可能です。

石垣空港から石垣港離島ターミナルへ

石垣島でも観光する方は、島内を効率的に巡れるレンタカーが断然おすすめです。

石垣港離島ターミナルには駐車場(有料)もあるため、安心して離島めぐりを楽しめます。

竹富東港にある高速船

竹富島は、石垣島から南西に約6km離れた海上にあります。

石垣港離島ターミナルから竹富島(竹富東港)までは、片道約10〜15分です。

船旅を楽しむ暇もないほどあっという間に到着するため、石垣島とセットで気軽に観光できます。

石垣港離島ターミナルから竹富島へ

高速船のチケットは往復で購入すると、片道のみよりも安く購入できますよ。

竹富島内の移動手段

コンドイ浜のレンタサイクル

竹富島内のおもな移動手段は、レンタサイクル・徒歩・路線バス・島内観光バス・水牛車です(レンタカーはありません)。

竹富島は周囲約9.2kmの小さな島で、アップダウンが少ない平坦な地形のため、天気が良ければ徒歩でも島内観光を楽しめます。

ただし、竹富東港から集落までは徒歩約15分コンドイ浜までは約40分と、島内の主要スポット間はある程度距離が離れています。

そのため、限られた時間で竹富島を効率よく巡るには、レンタサイクルを利用するのが一般的です。

また、島内では路線バスや観光バスも運行しているほか、移動手段としてもアクティビティとしても楽しめる水牛車も利用できます。

【竹富島内のおもな移動手段】

移動手段おすすめポイント注意点・備考
レンタサイクル・竹富島で最も一般的な移動手段
・島内にはレンタサイクル店が複数(なかには電動自転車がある店舗も)ある
・ハイシーズンは混雑する場合がある
・雨の日はレインコートが必須
徒歩・島の風を感じながら自分のペースで移動できる・砂の道が多く、雨の日は足元がぬかるむ
路線バス・集落を中心に主要スポットに迷わずたどり着ける
・雨の日でも快適
・港出発以外は要事前予約(出発時間の15分前まで)
・行き先が限られる
・1時間に2本と本数が少ない
島内観光バス・ドライバーから竹富島の説明を聞きながら移動できる
・雨の日でも快適
・乗合バスのため、他のグループと一緒の可能性がある
水牛車・ガイドの案内と三線の演奏を聴きながら移動できる
・水牛車という竹富島ならではの移動体験を楽しめる
・集落内のみ回るため、ほかのスポットは別の手段で巡る必要がある

写真を見てお気づきの方もいるかと思いますが、私の竹富島一人旅は雨の日でした(雨女パワーを遺憾なく発揮です…)。
折りたたみ傘を持参したものの、自転車の片手運転は危険(というか法律上禁止)
レンタサイクル屋さんがレインコートを貸してくださったので、助かりました。
天候が心配な方は、雨具を持参すると安心です。

竹富島内のATM・コンビニ事情

竹富島郵便局

竹富島には郵便局があり、ゆうちょ銀行のATMを利用できます(夜間や日曜・祝日は利用不可)。

竹富島は離島にしては珍しく、飲食店や水牛車観光受付などで「キャッシュレス決済のみ対応可」の店舗があるほど、多くの店舗でキャッシュレス決済が可能です。

とはいえ、現金のみ対応の店舗もまだまだ多いため、渡島前に現金を多めに準備しておくのが安心です。

また、島内にはコンビニがなく、食品や日用品は集落内にある小さな商店でのみ入手できます。

小さな商店のため品揃えは限られ、島価格で割高になっている場合もあるため、必要な物は石垣島内であらかじめ揃えておきましょう。

竹富島では自販機は集落内でよく見かけたため、飲み物の調達には困りませんでした!

竹富島一人旅のおすすめ観光スポット【5選】

竹富島 コンドイ浜(コンドイビーチ)

竹富島での一人旅を存分に満喫するには、島のゆったりとした空気や絶景に浸れる観光スポットを選ぶのがおすすめです。

竹富島には、特に島の自然の中で静かに癒されたい方誰にも気兼ねなく写真撮影に没頭したい方にとって、ぴったりなスポットが揃っています。

島内の主要スポットは、島の伝統的な集落からレンタサイクルで無理なく巡れる距離にあります。

一人でも迷う心配が少ないため、初めての離島一人旅でも安心して楽しめますよ。

ここからは、実際に竹富島を旅した筆者が、竹富島の自然や歴史を満喫するのにおすすめのスポットを5つに厳選して紹介します。

なごみの塔

竹富島 なごみの塔
※登降禁止期間前に撮影した写真です

なごみの塔は、集落の中心にある島のシンボル的な存在の人気スポットです。

1953年に建てられ、2006年には国の登録有形文化財に指定されました。

集落内の「赤山公園」にある高さ約6mの丘の上に、高さ約4mの塔が建っており、竹富島の街並みを一望できます。

現在は老朽化のため塔には登れませんが、丘の上からは赤瓦の伝統家屋が並ぶ集落を一望でき、絶好の写真撮影スポットとなっています。

なごみの塔の周辺には駐輪場やカフェもあり、レンタサイクル観光の拠点としても便利です。

竹富島一人旅の際には、島の伝統的な風景をぜひ写真に収めてみてください。

2025年10月時点では、老朽化により塔に登ることはできません。
参考:竹富町観光協会「竹富島 なごみの塔について

コンドイ浜(コンドイビーチ)

コンドイ浜 干潮時

コンドイ浜は、遠浅で波が穏やかな、竹富島で最も有名なビーチの一つです。

透明度の高い八重山ブルーの海と、広大な白砂のビーチが美しいコントラストを生み出し、まるで天国に来たかのような神秘的な絶景が広がります。

コンドイ浜は、竹富島内で唯一遊泳できるビーチとしても有名です。

遠浅のため、干潮時には沖合の砂洲まで歩いていけるほど水深が浅くなり、「海水浴まではしなくて良いけど、足だけ海に浸かってみたい!」という一人旅の方にもぴったりですよ。

また、コンドイ浜は夕日の名所としても人気で、日頃の忙しさを忘れて竹富島の壮大な絶景に癒されたい方にもおすすめです。

ぜひ美しい海を眺めながら、癒しの一人時間でリフレッシュしてみてくださいね。

カイジ浜(星砂の浜)

竹富島 カイジ浜

カイジ浜は、別名「星砂の浜」とも呼ばれ、「星の砂」が見られることで有名な竹富島ならではの神秘的なビーチです。

浜辺の砂を手のひらに乗せて目を凝らして探すと、その名の通り星の形をした小さな砂の粒をすぐに見つけられます。

この「星の砂」の正体は、有孔虫(ゆうこうちゅう)という小さな生物の殻。

じっくり観察してみると、整った五角形から太陽のような丸形まで、さまざまな形の星の砂を見つけられます。

星砂探しは時間を忘れて没頭できるため、日頃の悩みをいったん忘れて、一人静かに竹富島の自然に癒されたい方には特におすすめです。

また、カイジ浜では、沖縄らしい大きな木々の木陰でゆっくり読書するのも最高ですよ。

美しい海に見守られながら、ただただ一人時間を満喫する、贅沢なひとときを過ごしてみてくださいね。

カイジ浜は潮の流れが速く、遊泳はできません。
参考:竹富島観光協会「(竹富島)カイジ浜

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西桟橋

竹富島 西桟橋

西桟橋は、2005年12月島内初の近代桟橋として国の有形文化財に登録された、竹富島を代表する夕日の絶景スポットです。

かつては西表島への船の発着に使われた石造りの桟橋で、現在は透明度の高い海と八重山の島々を一望できる観光名所として整備されています。

西桟橋では、海と空、そして遠くに西表島と小浜島があるだけの、沖縄の離島ならではの美しい海景を楽しめます。

特に、遮るもののない海の水平線に沈む夕日は圧巻で、まるで絵画のような幻想的な光景に癒されること間違いなしです。

一人でじっくりと絶景を写真に収める時間を過ごせるのは、自分のペースで楽しめる一人旅の醍醐味といえます。

2024年8月以降、西桟橋の先端部分は滑りやすいため立入禁止となっています。
参考:竹富町「【注意喚起】竹富島「西桟橋」先端への立ち入りについて

西塘御嶽(ニシトウオン)

竹富島 西塔御獄

西塘御嶽(ニシトウオン)は、竹富島の集落内にある御嶽(うたき)の一つです。

御嶽とは沖縄で神々が宿るとされる聖地のことで、西塘御嶽は竹富島出身の偉人・西塘(にしとう)を祀る「島の守り神」として島民から信仰を集めています。

西塘は琉球王府に仕えた技師で、首里城壁の設計に携わり、竹富島をはじめ八重山諸島の統治にも尽力した島の英雄です。

西塘御嶽は西塘の屋敷跡に建てられており、現在は沖縄県の指定文化財となっている貴重なスポットとして人気を集めています。

静かで厳かな雰囲気がただよう西塘御嶽は、島の歴史と文化を肌で感じられ、竹富島への理解をより深めるのに最適な名所です。

竹富島の歴史と信仰の深さに触れながら、日頃の喧騒を忘れて心を落ち着かせる一人時間を過ごしたい方は、ぜひ訪れてみてくださいね。

西塘御嶽を含め、島内にあるすべての御嶽は島民にとって大切な祈りの場です。
観光名所である前に神聖な場所であることを念頭に置き、ルールやマナーの範囲内で敬意をもって見学しましょう。

竹富島一人旅の楽しみ方

竹富島はのんびり過ごせる癒しスポットが多く、島の自然や伝統的な街並みをじっくり満喫したい一人旅にぴったりです。

ここからは、実際に竹富島を一人旅した筆者が、島の魅力を思う存分満喫できるおすすめの過ごし方を紹介します。

一人旅だからこそできる楽しみ方を紹介するので、これから竹富島を旅する方の参考になれば幸いです。

美しい海と沖縄の原風景にじっくり浸る

カイジ浜 南国の植物の木陰

竹富島の一人旅では、何と言っても島の代名詞ともいえる「美しい海」と「沖縄の原風景」に、思う存分浸れる贅沢な時間を過ごせるのが醍醐味です。

沖縄らしいゆったりとした時間と島の自然に包まれながら、誰にも気兼ねせず、自分の心の声に耳を傾けるひとときを過ごせます。

国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された赤瓦屋根の街並みや、八重山ブルーの海と白い砂浜、そして絵画のように水平線へと沈む夕日など――

竹富島には、写真を撮ったり読書したりと、自然の中で一人の時間を楽しむのにぴったりなスポットが揃っています。

たまには日常の悩みを手放して、ただただ美しい風景に身を委ねる一人時間を過ごしてみませんか?

のんびり過ごす島猫に癒される

コンドイ浜(コンドイビーチ)の島猫

竹富島の集落やビーチでは、のんびり過ごす島猫に遭遇することが多くあります。

自由気ままな島猫たちは、竹富島の美しい自然とあわせて、一人旅の大きな癒し要素です。

私が訪れた際は、集落の道で日向ぼっこをする猫や、コンドイ浜の木陰で休む猫たちを見かけました。

観光客に慣れているため警戒心が少なく、マイペースな姿に思わず頬がほころび、心が和みます。

しばらく隣で過ごしたり、可愛らしい姿を写真に収めたりと、猫好きの一人旅にもおすすめです。

散策中に偶然出会う気ままな猫たちの姿に、ぜひ心を癒やされてみてくださいね。

地元の絶品グルメを堪能する

竹富島「竹の子」の八重山そば

竹富島には、チャンプルーなどの沖縄の郷土料理や、沖縄名物かき氷・沖縄ぜんざい、パイナップルやマンゴーなど南国の果物を使ったスムージーなど、絶品グルメが盛りだくさん。

なかでも、私がぜひ味わってほしいのは、竹富島名物の八重山そばです。

八重山そばは、八重山地方(石垣島や竹富島など)で食べられている沖縄そばの一種で、本島の沖縄そばと比べるとストレートの細麺に細切りの豚肉をトッピングするのが特徴です。

特に、集落内にある「そば処 竹の子」の八重山そばは、鰹と豚骨の出汁が効いたスープが身体に染みわたる、竹富島を訪れたらぜひ味わってほしい一杯です。

「そば処 竹の子」は1975年創業の歴史ある八重山そば専門店で、赤瓦の古民家の店内には落ち着いた雰囲気が流れ、一人旅でもゆっくりと絶品の八重山そばを堪能できます。

竹富島を思う存分満喫した後は、旨味たっぷりの出汁が効いた八重山そばで、地元の味をぜひ楽しんでみてくださいね。

「そば処 竹の子」の基本情報

  • 住所:竹富町字竹富101-1
  • 営業時間:10:30〜15:00(L.O. 14:40)※夜(18:30~20:00)は不定期営業
  • 定休日:不定休(土日休みが多い)
  • アクセス:【徒歩】竹富港より徒歩約20分、なごみの塔より約3分
  • 公式サイト:そば処 竹の子

私は石垣島滞在中に地元の方におすすめされて訪れたのですが、ストレート麺好きということもあり、これまで食べた沖縄そばの中で一番のお気に入りになりました。

竹富島一人旅におすすめのアクティビティ

竹富島 水牛車乗り場

竹富島の一人旅をさらに充実させるなら、島の伝統と自然の魅力を存分に感じられるアクティビティに参加するのがおすすめです。

同行者がいる旅行とは違い、自分の興味や体力、予算に合わせて体験内容を自由に決められるのは、一人旅ならではの大きなメリットです。

水牛車でのんびり集落を巡ったり、透明度の高い海に実際に潜ってみたり、地元の食文化に触れたりと、竹富島には島の魅力をより深く味わえるアクティビティがたくさんあります。

ここでは、一人でも気軽に参加できるアクティビティを3つ紹介するので、竹富島を思い切り満喫したい方はぜひチェックしてみてください。

水牛車に乗って街並みをゆったり楽しむ

竹富島の水牛車

竹富島ならではのアクティビティといえば、水牛車観光です。

水牛車では、赤瓦屋根の古民家やサンゴの石垣、白砂の道が続く街並みを、島民の解説三線の音色に耳を傾けながらゆったりと楽しめます。

水牛が歩くリズムに身をゆだね、島の風を感じながら眺める沖縄の原風景から、竹富島の暮らしや文化を肌で感じられます。

【ゆっくり午後出発】竹富島エンジョイ水牛車プラン 往復乗船券付き」は、水牛車に乗って赤瓦屋根の集落を見学できる人気のツアーです。

水牛車の乗車だけでなく、石垣島~竹富島の往復乗船券竹富港から水牛車のりばまでの送迎石垣島到着後のホテル送迎サービス(対象ホテルのみ)も含まれるお得なプラン。

初めての離島一人旅や船旅の方も安心して参加でき、午後からゆったり出発できるため、石垣島観光と合わせて気軽に竹富島を訪れたい方にもおすすめです。

ツアー情報

シュノーケルで透明度の高い海を満喫する

サンゴの海を泳ぐウミガメ

竹富島を囲む美しい海は、日本でも有数の透明度を誇る「八重山ブルー」として知られています。

シュノーケルは一人旅でも気軽に楽しめるマリンアクティビティの定番で、透き通った海の中ではサンゴ礁や色鮮やかな熱帯魚の群れを間近で観察できます。

【竹富島・石垣島/約3時間】半日シュノーケルツアー!ウミガメやマンタなどに会えるかも☆離島周辺や無人島に行く事も!」は、島育ちの船長が案内するツアーです。

ウミガメにも高確率で会える(寒い時期にはマンタも!)と話題で、約3時間で美しい海を満喫する非日常体験を楽しめます。

竹富島の海でのシュノーケルは、広大な自然の美しさに癒される、最高のリフレッシュタイムになること間違いなしです。

このツアーは石垣島・竹富島どちらでも発着可能なため、一人旅のスケジュールに合わせて、備考欄に記入して予約してくださいね。

ツアー情報

古民家でジーマーミ豆腐作りを体験する

ジーマーミ豆腐
※写真はイメージです

観光地巡りだけでなく、竹富島の文化的な体験や地元の人との交流を重視したい一人旅には、郷土料理作りなどの島体験がおすすめです。

【沖縄・竹富島・料理教室】もっちり,濃厚なじーまみ豆腐(じーまーみ豆腐)を作って、のんびりお茶でも飲んでいきませんか」では、古民家でのジーマーミ豆腐作りを通して、沖縄の食文化に触れられるユニークな体験を楽しめます。

ジーマーミ豆腐とは、落花生の搾り汁から作る沖縄の伝統的な豆腐で、ごま豆腐のような豊かな風味ともっちりとした食感、なめらかな口当たりが特徴です。

作り方を教わりながら現地の方とじっくり交流する機会は、ほかではなかなか味わえない、忘れられない思い出になるでしょう。

また、このアクティビティは屋内開催のため、万が一雨が降っても快適に楽しめます(雨女的には、とても重要です)。

ツアー情報

竹富島一人旅の日帰りモデルコース

竹富島の集落

竹富島はレンタサイクルや徒歩でも主要観光スポットを巡れる小さな島のため、日帰りでも一人旅を満喫できます

ここでは、筆者が実際にレンタサイクルで竹富島を観光した経験をもとに、一人旅におすすめの日帰りモデルコースを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

竹富島一人旅モデルコースについて

  • 島内をすべてレンタサイクルで移動することを想定しています。
  • 島内は砂の道が多いため、本土のアスファルトの道よりも自転車は時間がかかります。
  • 2025年10月時点の情報です。船の時刻表や運行情報、各店舗の営業時間などは各自でご確認ください。

9:00 石垣港離島ターミナル 発
9:15 竹富港 着
~集落まで移動(水牛車やレンタサイクルの送迎車約5分 / 徒歩約10分)~

9:30 水牛車観光受付(現在は「竹富観光センター」のみ)
~水牛車観光(約25分)~

10:00 集落内でレンタサイクルを借りる

10:15 レンタサイクルで観光開始

10:20 西塘御嶽(ニシトウオン)着
10:35 西塘御嶽(ニシトウオン)発

10:40 なごみの塔 着
11:00 なごみの塔 発

11:05 西桟橋 着
11:35 西桟橋 発

11:40 そば処 竹の子 着
12:30 そば処 竹の子 発

12:40 カイジ浜 着
13:30 カイジ浜 発

13:35 コンドイ浜 着
14:30 コンドイ浜 発

14:40 集落内のカフェで休憩

15:30 集落内を散策
※「竹富島一人旅のおすすめ観光スポット【5選】」で紹介した以外にも、御嶽や博物館など見どころ豊富です。

16:30 竹富港へ移動
(水牛車やレンタサイクルの送迎車約5分 / 徒歩約10分)

17:00 竹富港 発
17:15頃 石垣港離島ターミナル 着

今回紹介した主要スポット巡りに加え、デイグランピングやビーチキャンプなどのアクティビティを体験したい方は、島内に1泊してゆっくり滞在するのがおすすめです。

竹富島一人旅のQ&A

竹富島は一人旅でも安全に過ごせる?

鍵の写真

竹富島は島全体がのどかな雰囲気で、島民も観光客への対応に慣れているため、一人旅でも安心して楽しめます。

島内には交番や駐在所がないほど治安が良く、交通量も少ないため、過度に心配する必要はありません。

ただし、石垣島から気軽に行ける離島として人気が高く、国内外から多くの観光客が訪れるため、基本的な防犯対策は欠かせません

また、島内には本土のような明るい街灯が少なく夜はとても暗いため、スマートフォンのライトや懐中電灯を持参するなど、離島ならではの対策も必要です。

竹富島は基本的に安全な島ですが、基本的な防犯意識と危機管理を忘れずに、安全に一人旅を満喫しましょう。

竹富島は宿泊できる?一人旅におすすめのホテルは?

ホテル
※写真はイメージです。

竹富島は宿泊できる島で、夜の静けさや星空の美しさを堪能するには、むしろ宿泊するのがおすすめです。

一人旅なら、戸建てヴィラでラグジュアリーなひとときを過ごせる「星のや竹富島」や、赤瓦のコテージで気兼ねなくくつろげる「ホテルピースアイランド竹富島」がぴったり。

どちらも、竹富島の情緒あふれる空間を演出しつつ清潔感があり、一人旅の贅沢な夜を彩ってくれること間違いなしです。

また、島民が営む温かい雰囲気が魅力の民宿や、ほかの旅人との交流を楽しめるゲストハウスなどもあり、一人旅でも幅広い宿泊先から選べます。

竹富島は特に夏のハイシーズンには混みやすいため、宿泊を予定している場合は早めの予約をおすすめします。

竹富島は、2018年に「西表石垣国立公園」の一部として、日本で初めて「星空保護区」に認定されました。夜には満天の星空を楽しめます。
参考:一般社団法人星空保護推進機構「日本初の星空保護区「西表石垣国立公園」

竹富島とあわせて訪れるのにおすすめの離島は? 

石垣島 川平湾

竹富島は石垣島を拠点とする八重山諸島のなかでも、特に「癒やし」と「伝統」を感じられる島です。

竹富島で静かな癒し時間を過ごした後は、一人旅の目的にあわせて雰囲気の異なる離島を訪れてみると旅の満足度が格段に高まります。

石垣島を拠点として、竹富島とあわせて訪れやすいのは、以下の3つの離島です。

八重山諸島のおすすめ3島

  • 西表島(いりおもてじま)
    亜熱帯性の植物に覆われた手付かずの大自然が魅力の島で、マングローブでのカヌー体験やジャングル探検、シュノーケリングなど、さまざまなアクティビティを楽しめます。
    【石垣島より高速船で40~50分】
  • 小浜島(こはまじま)
    日本最大規模のサンゴ礁群「石西珊瑚(せきせいしょうこ)」に囲まれたエメラルドグリーンの海が美しい島で、広大なサトウキビ畑やマングローブ林など、沖縄の原風景を満喫できます。
    【石垣島より高速船で25~30分】
  • 波照間島(はてるまじま)
    「果てのうるま(サンゴ礁)」が名称の由来とされる日本最南端の有人島で、日本有数の美しさを誇る「ニシ浜」や、南十字星が輝く星空など、壮大な自然を体感できます。
    【石垣島より高速船で60~90分】

どの島も石垣島から高速船でアクセスできるため、竹富島とあわせてぜひ日本屈指の絶景に癒されてみてくださいね。

まとめ

竹富島は、赤瓦屋根の民家やサンゴの石垣、白砂の道など、沖縄の原風景が広がる癒しの島です。

透明度の高い海や白い砂浜、島民の伝統的な祈りの場「御嶽(うたき)」など、沖縄の自然や文化を静かに感じられるスポットが多く、一人旅にもぴったりです。

石垣島からは個性豊かな八重山の島々へ直行便が出ているため、竹富島を満喫した後は、ぜひほかの島の魅力も体験してみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

※情報は、執筆当時のものです。

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