鹿教湯温泉 氷灯ろう夢祈願

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鹿教湯温泉・氷灯ろう夢祈願で幻想的な雪景色を体験!点灯体験と旅館情報

鹿教湯温泉・氷灯ろう夢祈願とは?

氷灯ろう夢祈願 全体像

信州・上田の冬を彩る「氷灯ろう夢祈願」は、江戸時代から続く湯治場・鹿教湯温泉(かけゆおんせん)の伝統と幻想的な光が融合した特別なイベントです。

静寂に包まれた夜の温泉街が、約200個の手作りの氷灯ろうによって温かく照らし出される中で、日々の喧騒を忘れて癒やしのひとときを過ごせます。

氷灯ろうが小さなろうそくの炎で少しずつ溶けていくはかない美しさは、毎年12月下旬から1月下旬までの期間限定の絶景です。

「氷灯ろう夢祈願」では、その非日常的な風景を眺めるだけでなく、氷灯ろうの点灯体験「氷絵馬」の奉納など、思い思いに楽しめる魅力が充実しています。

今回は、実際に「氷灯ろう夢祈願」へ参加した旅好きの筆者が、イベント概要や見どころ、楽しみ方、鹿教湯温泉のおすすめ旅館まで詳しく解説します。

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鹿教湯温泉の由来

鹿教湯温泉の看板と鹿のモニュメント

鹿教湯温泉は、その名の通り「鹿が教えた湯」という伝説が残る、1200年以上の歴史を誇る名湯です。

むかし、信仰心の厚い猟師が矢で射貫いた鹿を追って山に入ると、文殊菩薩が化身した鹿が温泉の場所を教えてくれたという逸話が、「鹿教湯温泉」の由来とされています。

この伝説ゆえに、温泉街には文殊菩薩を祀る「文殊堂」があり、現在でも地域の人々や湯治客から篤い信仰を集めているのです。

また、鹿教湯温泉は、古くから「杖いらずの湯」とも称され、病気や怪我の回復を目的とした湯治客が全国から集まる「国民保養温泉地(環境庁指定)」として知られています。

このように、鹿教湯温泉は身体を癒す湯治場であることに加え、神秘的な伝説と信仰が息づく「癒やしの聖地」なのです。

氷灯ろう夢祈願の開催概要(開催時期・時間帯)

鹿教湯温泉 氷灯ろうと雪景色

「氷灯ろう夢祈願」は、例年12月下旬から1月末頃までの約1ヶ月間にわたって開催される、信州・上田の冬を代表する期間限定のイベントです。

開催期間中は、毎日16:30頃に参加者も加わって氷灯ろう一つひとつに灯を灯し、21:00頃に灯が消えるまで、暗闇の中に浮かび上がるその柔らかな灯火を楽しめます。

氷灯ろうは、鹿教湯温泉街から共同浴場「文殊の湯」に向かう湯端通りの途中から、五台橋・文殊堂・温泉薬師堂へ導くように設置されています。

訪れる時間帯で最もおすすめなのは、やはり点灯体験も楽しめる16:30頃です。

この時間帯の空はまだ明るく、幻想的な夕日に染まる「マジックアワー」を経て徐々に暗闇に氷灯ろうが浮かび上がる、美しい景色の移り変わりを堪能できます。

「氷灯ろう夢祈願」は、悪天候時には中止になる場合もあるため、公式サイトやSNSなどで最新情報を確認すると安心です。

鹿教湯温泉 氷灯ろう夢祈願の概要

氷灯ろう夢祈願の会場までのアクセス方法

上田駅

「氷灯ろう夢祈願」のメイン会場は、鹿教湯温泉街の奥に位置する、五台橋から文殊堂温泉薬師堂周辺のエリアです。

鹿教湯温泉まで自家用車やレンタカーで向かう場合は、上信越自動車道「東部湯の丸IC」や長野自動車道「松本IC」から約40分でアクセスできます。

宿泊する方は旅館やホテルに、日帰りの方は温泉街の中心地にある無料駐車場(鹿教湯交流センター横)を利用すると良いでしょう。

また、公共交通機関を利用する場合は、路線バスで上田駅から約70分、松本駅から約50分で温泉街に到着します。

いずれも運行本数は限られるため(土日祝は運休の場合もあり)、あらかじめ運行会社のホームページなどで時刻表をご確認ください。

旅館やホテルに宿泊する方は、上田駅・松本駅などから送迎サービスを提供している場合もあるため、各宿泊先の公式ホームページなどで事前に確認しましょう。

鹿教湯温泉の冬季の路面事情

  • この時期の鹿教湯温泉周辺は、気温が非常に低く路面が凍結している可能性があります。
  • 自家用車で向かう場合は、冬用タイヤの装着など万全な準備が必要です。
  • 雪道の運転に慣れていない方や自信のない方は、公共交通機関や宿泊先の送迎サービスを利用するのが安心です。

雪の降る地域に在住している私でも、凍結する温泉街の坂道の運転には自信がなく、「氷灯ろう夢祈願」の時期はいつも上田駅から路線バスや送迎サービスで向かっています。

氷灯ろう夢祈願へのアクセス

  • 住所:長野県上田市鹿教湯温泉
  • アクセス:
    【車】上信越自動車道「東部湯の丸IC」/ 長野自動車道「松本IC」より約40分
    【公共交通機関】上田駅より路線バス(鹿教湯線)で約70分 / 松本駅より路線バス(鹿教湯行き)で約50分
  • 駐車場:無料駐車場あり(鹿教湯交流センター横)

鹿教湯温泉・氷灯ろう夢祈願の見どころ

鹿教湯温泉街を照らす氷灯ろう

鹿教湯温泉の冬を象徴する「氷灯ろう夢祈願」は、温泉街の聖域を幻想的な光で包み込む美しいイベントです。

手作りの氷の灯ろうが放つ優しい光は、訪れる人の心を静かに癒やし、冬の夜ならではの特別な情緒を醸し出します。

冬の信州・上田の澄んだ空気の中で、一つひとつの灯ろうが、この地域の守り神・文殊菩薩への祈りを捧げるかのように輝く姿は、ほかでは見られない神秘的な光景です。

ここからは、「氷灯ろう夢祈願」で氷灯ろうの美しい風景を楽しめる主要な撮影スポット見どころを紹介します。

五台橋を照らす氷灯ろう

五台橋を照らす氷灯ろう

五台橋(ごだいきょう)は、「氷灯ろう夢祈願」の象徴的な見どころの一つです。

文殊堂・温泉薬師堂へ向かう渓谷(内村川)にかかる橋で、現世と神の世界を結ぶ架け橋とされています。

五台橋は国内でも珍しい屋根付きの木造橋で、橋を渡った先には神聖な空気が漂う寺社エリアが広がっています。

情緒あふれる五台橋の両脇には、優しい灯が揺らめく氷灯ろうが並び、まさに神の世界へ通じる神聖な入口を演出する絶景です。

橋の入口から奥の階段を望む構図で撮影すると、光の道がどこまでも続くような奥行きのある一枚を収められます。

五台橋を渡る際は、ぜひ足を止めて足元の柔らかな光と川のせせらぎが織りなす静寂を感じてみてください。

温泉薬師堂に続く石階段

鹿教湯温泉 温泉薬師堂に続く石階段

五台橋を渡り終えると、目の前には、温泉薬師堂(おんせんやくしどう)に続く石階段が現れます。

情緒ある階段の両端には、数段おきに温かい灯が揺れる氷灯ろうが置かれ、光の階段が天へと昇るような立体的な美しさを感じられます。

氷灯ろうの優しい灯が、歴史ある石段の凹凸や質感を浮かび上がらせ、趣のある景観を楽しめるのが魅力です。

温泉薬師堂は病気平癒の仏様・薬師如来を祀っており、古くから湯治客が健康を祈願してきた歴史のある神聖なスポットです。

階段の下から温泉薬師堂を見上げるように構図を工夫すると、密度の高い光の帯を美しく撮影できます。

石階段の光の列を辿りながら、自分や大切な人の健康と幸せを願い、心穏やかに散策してみてくださいね。

階段は凍結して滑りやすいため、転んで怪我をしないようくれぐれもご注意ください。

黄金色に輝く文殊堂

鹿教湯温泉 文殊堂

温泉薬師堂に向かって左手にある屋根付きの小さな橋を渡ると、ライトアップで黄金色に輝く文殊堂(もんじゅどう)があります。

1709年の創建から300年以上の歴史を持つ文殊堂は、鹿教湯温泉の由来となった文殊菩薩を祀る、鹿教湯温泉のシンボルです。

趣のある伝統建築には、彩り豊かな彫刻天井に描かれた龍の絵など、江戸時代中期の建築の特色が色濃く残っており、貴重な文化財となっています。

木造建築の深い色味と橙色の光が重なり、まるでお堂自らが発光しているかのような神々しさを感じられます。

暗闇の中で黄金色に輝く文殊堂に、願いを込めて静かに手を合わせる時間は、「氷灯ろう夢祈願」のハイライトとなるでしょう。

鹿教湯温泉・氷灯ろう夢祈願の楽しみ方

鹿教湯温泉 氷灯ろう夢祈願

鹿教湯温泉の「氷灯ろう夢祈願」は、景色を眺めるだけでなく、実際に参加することで、より深くその魅力を体験できます。

信州の厳しい寒さの中で、一つひとつの灯火に願いを込め、地元の信仰に基づく行事に触れる精神的な体験を味わえるのも魅力です。

ここからは、誰でも参加できる氷灯ろうの点灯体験「氷絵馬」を奉納する方法、この時期だけの絶景を美しく写真に残すためのコツを解説していきます。

氷灯ろうの点灯体験を楽しむ

鹿教湯温泉 氷灯ろうの点灯体験

「氷灯ろう夢祈願」では、16:30頃の点灯時刻に合わせて、誰でもろうそくに火をともす「点灯体験」に参加できるのが嬉しいポイントです。

イベント開始時間前になると、共同浴場「文殊の湯」の前に地元の方々や観光客が集まりはじめ、16:30頃から参加者に火がともされた棒が配られます(予約不要)。

参加者は会場内の思い思いの場所に散らばり、まだ点灯していない氷灯ろう一つひとつに丁寧に火をつけて回るのです。

地元の方々が真心を込めて手作りした氷灯ろうに、一つひとつ命を吹き込むように灯をともす作業を通して、温かい一体感を味わえます。

自らの手で灯した光が温泉街の夜を彩る、心躍る体験をぜひ楽しんでみてください。

氷絵馬に願いをのせて灯ろうに飾る

鹿教湯温泉 氷灯ろう夢祈願「氷絵馬」

「氷灯ろう夢祈願」では、鹿教湯温泉ならではの「氷絵馬」に願い事を書いて、氷灯ろうに飾ることが可能です。

「氷絵馬」を通して、神秘的な氷灯籠の光とともに文殊菩薩に願いを届ける体験は、この神秘的なイベントならではの特別な思い出になります。

氷絵馬は、無料駐車場の隣にある「鹿教湯観光協会(鹿教湯温泉交流センター)」で購入可能です(700円/個)。

自分の願いや夢を柔らかな氷灯ろうの光に託す瞬間は、心まで洗われるような感覚に包まれます。

冬限定の幻想的な雪景色を写真に収める

鹿教湯温泉 五台橋越しに輝く薬師堂

「氷灯ろう夢祈願」に参加する際には、期間限定の幻想的な風景を、世界に一枚しかない写真に収めるのもおすすめの楽しみ方です。

あたり一帯は氷灯ろうが暗闇を照らす神秘的な空間が広がり、どこを切り取っても美しい被写体になります。

特に、点灯体験をしていると徐々に訪れる夕暮れ時の「マジックアワー」は、空の深い青と灯ろうの橙色が美しく調和する、絶好のシャッターチャンスです。

氷灯ろうが並ぶ様子を広角で写したり、手前に氷灯ろうを配置し背景に五台橋をぼかして入れたりと、構図を少し工夫するだけで臨場感のあるおしゃれな一枚に仕上がります。

夜の鹿教湯温泉は冷え込みますが、寒さを忘れるほどの絶景を写真に収めれば、旅の記憶をより鮮明に残せます。

鹿教湯温泉の旅館6選【氷灯ろう夢祈願に便利】

鹿教湯温泉 かつら旅館 客室

「氷灯ろう夢祈願」を心ゆくまで満喫するなら、会場周辺の情緒豊かな温泉宿に宿泊するのがおすすめです。

鹿教湯温泉には約20の旅館・ホテルがあり、信州の本格的な冬の寒さで冷え切った身体を、名湯が身体の芯から温めてくれます。

「氷灯ろう夢祈願」の会場へ便利にアクセスできる宿を選べば、氷点下まで冷え込む夜間でも移動の負担を最小限に抑えられます。

今回は、文殊堂や五台橋まで徒歩でアクセスできる、鹿教湯温泉でおすすめの旅館・ホテルを6つに厳選してご紹介します。

かつら旅館

鹿教湯温泉 かつら旅館

かつら旅館は、「氷灯ろう夢祈願」の会場まで徒歩約10分の場所にある趣ある民宿です。

イベント会場まではやや距離がありますが、農家のご家族による温かいおもてなしが魅力です。

個人的には、これまで2回宿泊したお気に入りのため、最初に紹介させていただきます。

特に、肩まで自然に浸かれる深めの温泉で冷えた身体を癒せることや、自家栽培の旬の野菜を使った優しくヘルシーなお料理が印象に残っています。

静かで落ち着いた雰囲気の中で、ゆっくり日頃の疲れを癒したい方におすすめです。

基本情報

つるや旅館

つるや旅館は、江戸時代から約400年続く老舗旅館で、「氷灯ろう夢祈願」の会場まで徒歩約1分とアクセスも抜群です。

むささびの訪れる宿」とも称され、四季折々の渓谷沿いの自然を眺めながら入浴できる野天風呂(混浴)が人気を博しています。

ほかにも、男女別の寝湯付き内湯2つの貸切風呂もあり、基本的に24時間入浴できます。

つるや旅館には、「温泉入浴指導員」や「温泉療養指導士」といった正しく安全に入浴できる専門家が在籍し、名湯を効果的に入浴する方法を伝授してもらえるのも魅力の一つです。

信州の秘湯・鹿教湯温泉の効果を感じながら、存分に名湯に癒されたい方は、ぜひチェックしてみてください。

基本情報

黒岩旅館

1963年創業の黒岩旅館は、くつろぎの時間を提供するおもてなしの心が魅力の憩いの宿です。

清潔感のある客室や、一品一品丁寧に作られたお料理細かなところまで行き届いた備品の整備など、心地良いおもてなしで宿泊客から高い評価を得ています。

温泉も、ワインの産地・上田にちなんだワイン樽風呂ひのき風呂露天風呂など、種類豊富なお風呂を楽しめるのが特徴的です。

宿泊客一人ひとりに寄り添う心配りのあるサービスで、心も身体もリラックスできる至福のひとときを過ごしてみたい方におすすめです。

基本情報

鹿乃屋旅館

鹿乃屋旅館は、家庭的なぬくもりとモダンな快適さを兼ね備えた、気ままに過ごせる安らぎの旅館です。

空を眺めながら名湯に癒される露天風呂や、素朴な家庭料理を堪能できます。

また、館内には小さな美術館や、のんびり過ごせるティールームもあり、温泉や美味しいお料理以外にもリラックスできる環境が揃っているのが魅力です。

静かで癒しの雰囲気が流れる鹿乃屋旅館は、自分のペースで過ごしたい一人旅にもぴったりです。

日本らしい里山の原風景に囲まれながら、温泉や芸術に癒される、くつろぎのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

基本情報

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斎藤ホテル

斎藤ホテルは、現代的な「湯治」を提案するリゾートスタイルのホテルで、室内温泉プールトレーニングジム図書室など、機能的で清潔な設備が充実しています。

もとは「斎藤旅館」として創業から400年以上の歴史がありながら、1993年に現代のニーズにあわせて「現代型湯治ホテル」へとリニューアルした、ユニークな経歴を持つお宿です。

四季折々の自然を眺めながら入浴できる露天風呂や、バリアフリー対応の木造風呂信楽焼の丸いフォルムが可愛らしい陶器風呂など、種類豊富な温泉をじっくり堪能できます。

また、食事は和・洋・中の多彩なメニューから選べるビュッフェスタイルで、信州の旬の食材を気軽に味わえるホテルライクな滞在が好きな方にも最適です。

「氷灯ろう夢祈願」の会場までは約1分と近く、氷灯ろうの幻想的な世界の余韻に浸ったまま温泉で身体を温められます。

基本情報

大江戸温泉物語 信州鹿教湯

大江戸温泉物語 信州鹿教湯 桜館
かつての大江戸温泉物語 桜館

「大江戸温泉物語 信州鹿教湯」は、リーズナブルな価格で充実した温泉体験を満喫できる大型の宿泊施設です。

館内では、まるで鹿がひょっこり現れそうな自然に囲まれた、大きな野天風呂が人気です。

夜には湯けむりがただよう神秘的な雰囲気を楽しめることに加え、例年5月頃には紫色の藤の花を眺めながらゆっくり名湯に浸かれます。

また、信州そば・おやき・りんごの天ぷらなど、信州の郷土料理を含むバラエティ豊かなお料理を、バイキング形式で楽しめる食事も人気の秘密です。

氷灯ろうの絶景を堪能した後に、温泉街の賑わいと広々としたお風呂で、冬の旅を気軽に楽しみたい方はぜひ訪れてみてください。

大江戸温泉物語 藤館/桜館との違い

もとは「大江戸温泉物語 鹿教湯」の藤館・桜館として運営されていましたが、2025年にそれぞれ以下のようにリニューアルしています。

  • 藤館大江戸温泉物語 信州鹿教湯
  • 桜館大江戸温泉物語わんわんリゾート 信州上田

基本情報

鹿教湯温泉・氷灯ろう夢祈願のよくある質問(FAQ)

鹿教湯温泉 氷灯ろう

鹿教湯温泉の「氷灯ろう夢祈願」を快適かつ存分に楽しめるよう、現地の気候や環境について、よくある質問をまとめました。

私が実際に参加して「事前に知っておきたかった!」と感じた点をもとに解説しているので、初めて訪れる方はぜひ参考にしてみてください。

氷灯ろう夢祈願に参加する際の寒さ対策は?

マフラーと手袋の画像

「氷灯ろう夢祈願」が開催される時期の鹿教湯温泉は、「寒い」というより「痛い」という表現がしっくりくるほど、非常に気温が低くなります(夜間や早朝は-5℃前後になることも)。

厳しい寒さの中で長時間過ごすことになるため、重ね着した暖かい服装に、マフラーなど万全の防寒対策を整えて参加しましょう。

特に手足や耳が冷えやすいため、手袋やマフラー(あれば耳当て)の着用はもちろん、足先は厚手の靴下に防寒ブーツで二重に対策するのがおすすめです。

個人的には足先の冷えがすさまじく、防水のスニーカーでも足先の感覚がなくなりました。
2回目はその反省を活かしてスノーブーツで参加したので、快適に幻想的な風景を楽しみ尽くせました!

鹿教湯温泉の「こたつバル」とは?2026年も開催される?

鹿教湯温泉の「こたつバル」は、温泉街に設置された透明なグランピングテントで、こたつに入りながら温かい鍋料理などを味わう企画です。

2022年の初開催以降、毎年1月上旬から2月下旬頃まで毎年開催されています。

特に雪が降る日には、冷え込む屋外とは対照的な“こたつのぬくもり”の中で、美しい雪景色を眺められるのが大きな魅力です。

「氷灯ろう夢祈願」を楽しんだ後に立ち寄れば、冷えた身体を温めながら余韻に浸れるため、冬の鹿教湯温泉ならではの過ごし方として人気を集めています。

ただし、2026年は湯端通りで工事が予定されている関係で、残念ながらお休みとのこと。

公式X(旧Twitter)には「また来年」とのコメントもあるため、2027年以降の再開催を楽しみに待ちたいですね。

鹿教湯温泉では日帰り入浴できる?

鹿教湯温泉 文殊の湯

鹿教湯温泉には、宿泊せずに名湯を堪能できる公共浴場や、日帰り入浴を受け入れている旅館が複数あります。

特に「氷灯ろう夢祈願」のメイン会場の側にある共同浴場「文殊の湯」は、誰でも気軽に日帰り入浴できる施設です。

夜遅くまで営業しているため、「氷灯ろう夢祈願」に参加した後に、冷え切った身体を内風呂や露天風呂で温められます。

共同浴場「文殊の湯」基本情報

  • 住所:長野県上田市鹿教湯温泉1369-1
  • 利用時間:9:00~21:00
  • 休館日:なし
  • 利用料金:大人(中学生以上)350円 / 小人(小学校)200円 ※未就学児童無料
  • 公式サイト:上田市「鹿教湯温泉「文殊の湯」

また、宿泊せずとも日帰り入浴できる旅館もあるため、気になる旅館のお風呂があったら、ぜひゆっくり温泉に癒されてみてください。

日帰り入浴できるおもな旅館

  • 鹿乃屋旅館
  • 大江戸温泉物語 信州鹿教湯 など

    ※正式な日帰り受け入れ状況は、各旅館にご確認ください。

まとめ:鹿教湯温泉の氷灯ろう夢祈願で癒しの旅を

鹿教湯温泉 氷灯ろう夢祈願

鹿教湯温泉の「氷灯ろう夢祈願」は、温泉街の歴史と祈りが込められた心温まる冬の風物詩です。

冬の厳しい寒さの中に灯る柔らかな光は、日々の喧騒を忘れさせ、訪れる人の心を優しく癒やしてくれます。

散策後は名湯「杖いらずの湯」で身体を芯から温め、心身ともにリフレッシュしましょう。

氷点下を想定した念入りな防寒装備を整え、点灯体験から参加して、静寂に包まれた雪の温泉街で氷灯ろうの揺らめく光に願いを託してみてはいかがでしょうか。

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