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小豆島とは?一人旅にぴったりな島の概要とアクセス

瀬戸内海に浮かぶ小豆島は、オリーブの香りと穏やかな波音に包まれた、一人旅に最適な癒しの島です。
3年に1度開催される「瀬戸内国際芸術祭」の舞台となる島の中で最も大きく、自然に溶け込むアートや趣あるノスタルジックな街並みなど、魅力的な観光名所が数多くあります。
参照:瀬戸内国際芸術祭2025「島・会場〈小豆島〉」
実写版映画『魔女の宅急便』のロケ地「道の駅 小豆島オリーブ公園」や、『二十四の瞳』の撮影セットを改築した「二十四の瞳映画村」など、絶好の写真スポットも盛りだくさん。
自然に囲まれたアートスポットや静かな街並みでの散策、オリーブや醤油を使った島ならではのグルメ、そしてSNS映えする写真撮影に没頭できる小豆島は、都会の喧騒から離れて心身をリセットしたい一人旅に最適です。
今回は、そんなアートとノスタルジーが融合する小豆島を旅した実体験をもとに、一人旅向けの完全ガイドをお届けします。
小豆島を訪れたら外せない観光スポットや地元グルメ、アクセス情報や日帰りモデルコースまで徹底解説するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
この記事はこんな方におすすめ
- これから小豆島で一人旅をしたい方
- 小豆島一人旅の魅力を余すことなく体験したい方
- 小豆島一人旅の日帰りモデルコースを知りたい方
小豆島へのアクセス

小豆島に上陸する唯一の交通手段は船で、香川県の「高松港」または岡山県の「宇野港」から出港する船に乗るのが一般的です。
船には大型のフェリーと小型の旅客船があり、それぞれ所要時間や乗船料金が異なります。
高松港・宇野港から小豆島までの主な航路について、フェリーまたは高速船の所要時間・片道料金(大人)は、以下の通りです。
| 航路 | フェリー | 高速船 |
|---|---|---|
| 高松港-土庄港(小豆島) | 所要時間:約60分 大人料金:700円 | 所要時間:約35分 大人料金:1,400円 |
| 高松港-坂手港(小豆島) | 所要時間:約75分 大人料金:700円 | なし |
| 高松港-池田港(小豆島) | 所要時間:約60分 大人料金:700円 | なし |
| 宇野港-家浦港(豊島)-唐櫃発(豊島)-土庄港 | 所要時間:約90分 大人料金:1,260円 | 所要時間:約60分 大人料金:1,260円 |
| 宇野港-土庄港 | 所要時間:約70分 大人料金:1,200円 | なし |
・船の所要時間や料金は、2026年1月時点の情報です。
・高松港と宇野港のほかに、高松東港・新岡山港・神戸港新港・姫路港から小豆島に向かう船もあります。
参照:四国フェリーグループ・小豆島フェリー株式会社 公式ホームページ
参照:ジャンボフェリー 公式ホームページ
参照:国際両備フェリー 公式ホームページ
参照:小豆島豊島フェリー 公式ホームページ

小豆島には、土庄港・池田港・坂手港など複数の港があるため、到着港も確認しておくと安心です。
特に、高松港から出航する船は到着港が3か所あるため、乗船券を購入する際には、自分が希望する行き先と合っているかよく確認しましょう。
参照:小豆島旅ナビ「アクセス」
小豆島内の移動手段

小豆島の周囲(海岸線)は約120kmと大きな島で、一周しようとすると車でも3~4時間ほどかかると言われています。
参照:うどん県旅ネット「小豆島ならではの絶景めぐり」
そんな小豆島内での移動手段は、路線バスまたはレンタカーが一般的です。
島内では「小豆島オリーブバス」が主要な観光地を網羅しており、1日乗車券(1,600円/大人)を購入すれば、運賃を気にせず何度でも乗り降りできるためお得です。
実際、私が日帰りで小豆島を訪れた際も、道の駅小豆島オリーブ公園・二十四の瞳映画村・土渕海峡など、主要スポットを路線バスと渡し舟を駆使してスムーズに巡れました。

また、小豆島に宿泊してゆっくり滞在する方や島内全域を移動する方には、レンタカーもおすすめです。
美しい瀬戸内海の景色や寒霞渓の渓谷美を横目にドライブを楽しみながら、時間に縛られずマイペースに一人旅を満喫できるでしょう。
小豆島のコンビニ・ATM事情

小豆島内のコンビニは、セブンイレブンが6店舗、ローソンが2店舗あります。
| セブンイレブン | ローソン | |
|---|---|---|
| 土庄町 | ・小豆島土庄町店(7:00~23:00) ・小豆島オリーブタウン店 ・小豆島土庄港店 | ・小豆島土庄税務署前店 |
| 小豆島町 | ・小豆島内海店 ・小豆島池田店 ・小豆島馬木店(6:00~24:00) | ・小豆島池田港店 |
参照:セブンイレブン公式ホームページ
参照:リーソン公式ホームページ
小豆島は、土庄町・小豆島町の2町で構成されています。
ほとんどの店舗は24時間営業ですが、セブンイレブン小豆島土庄町店と小豆島馬木店は、それぞれ深夜は営業していない点に注意が必要です。
島内には、コンビニのほかに、スーパーマーケットやドラッグストアもあるため、食品や日用品の買い物には困らないでしょう。

また、ATMについては、セブンイレブンの各店舗に設置されているほか、郵便局や香川県内の各地方銀行の支店などにも設置されています。
銀行によっては、夜間や土日祝の取り扱いがない場合もあるため、心配な方は渡島前に現金を多めに準備しておくのが安心です。
小豆島で外せない観光スポット7選|アートとノスタルジーを巡る
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小豆島での一人旅を彩るのは、瀬戸内の穏やかな海景に溶け込む屋外アートや、島の歴史が生み出した情緒ある名所の数々です。
自分の心に響く景色を求めて島内を巡り、誰にも邪魔されずにアートやノスタルジックな雰囲気に浸れるのは、一人旅ならではの醍醐味だと言えます。
ここからは、実際に私が小豆島を一人旅で回った体験をもとに、初めての一人旅でも訪れやすく、島の魅力を存分に感じられる7つの観光スポットを詳しく解説します。
道の駅 小豆島オリーブ公園

「道の駅 小豆島オリーブ公園」は、約2,000本のオリーブの木に囲まれた、地中海のようなおしゃれな雰囲気を味わえる小豆島の観光拠点です。
瀬戸内海を見下ろす丘に立つ「ギリシャ風車」は島のシンボルであり、そのおとぎ話のような風景は、一人で静かに眺めるだけでも日常の疲れが癒やされます。
園内には、この「ギリシャ風車」のほかにも、映画『魔女の宅急便』の実写版ロケセット「雑貨コリコ」やオリーブ色のポストなど、可愛らしいフォトスポットが盛りだくさん。
オリーブの歴史を学べる「オリーブ記念館」や、オリーブグッズを購入できる売店も併設されており、一人でゆっくり自分への土産を選ぶのにもぴったりです。
小豆島の穏やかな風を感じながら、島の自然やSNS映えする写真撮影を楽しんでみてください。
基本情報
- 住所:香川県小豆郡小豆島町西村甲1941-1
- 営業時間:8:30〜17:00(オリーブ記念館)
- 定休日:年中無休
- 公式ホームページ:「道の駅 小豆島オリーブ公園」公式ホームページ
二十四の瞳映画村

二十四の瞳映画村は、作家・壺井栄の名作『二十四の瞳(にじゅうしのひとみ)』を映画化した際のオープンセットを改築し、保存・公開しているノスタルジー溢れる映画村です。
大正・昭和初期の木造校舎や漁師町が再現されており、まるで当時にタイムスリップしたかのような情緒ある街並みを散策できます。
教室の椅子に座って海を眺めていると、時が止まったかのような静かな空気が流れ、目まぐるしい毎日を忘れて、癒しの一人時間を満喫できること間違いなしです。
村内には、昭和レトロな雰囲気が漂う「ギャラリー松竹座映画館」や、こだわりのコーヒーとともに読書に浸れるブックカフェもあり、一人旅を満喫できるスポットが揃っています。
二十四の瞳映画村の中は、どこを切り取っても絵になるため、一人で気が済むまでじっくり写真撮影を楽しみたい方にもおすすめです。
基本情報
- 住所:香川県小豆郡小豆島町田浦甲931
- 営業時間:9:00〜17:00
- 定休日:年中無休
- 公式ホームページ:二十四の瞳映画村公式ホームページ
『ヤザイモン蛸』(瀬戸内国際芸術祭作品)

©二十四の瞳映画村
『ヤザイモン蛸』(2025年)は、神や妖怪などの民俗信仰を基盤とした作品を手がける彫刻家・尾身大輔氏による屋外作品です。
大きな塩釜から現れる蛸をイメージした作品で、古くから香川県に伝わる妖怪「ヤザイモン蛸」をモチーフに表現されています。
巨大なクスノキを使って制作された『ヤザイモン蛸』は、高さ約1.8m・横幅2.4m・奥行き3.5mとその姿は大迫力。
映画村内の汐江海岸に、穏やかな瀬戸内海を背景に巨大作品が佇む様子は圧巻で、ノスタルジックな街並みと併せて最新の現代アートを感じられます。
基本情報
- 設置場所:二十四の瞳映画村 汐江海岸釜
- 公式ホームページ:瀬戸内国際芸術祭2025「ヤザイモン蛸」
『漁師の夢』(瀬戸内国際芸術祭作品)
『漁師の夢』(2019年)は、国内外で活躍する消しカスアーティスト・入江早耶氏による「二十四の瞳に登場する漁師」に焦点を当てたインスタレーション作品です。
映画撮影用の古民家・漁師の家に、世界中の魚の絵や魚拓、それを消した際にできた消しゴムのカスを用いた立体作品が展示されています。
古民家ならではの趣ある空間に、漁師が夢みた「魚の女神」を消しカスで表現した独創的な作品が並び、まさに“漁師の夢”を詰め込んだ魚づくしの世界が広がります。
映画村ならではの昔ながらの雰囲気と現代アートのユニークな表現が織りなす、ここにしかない世界観をぜひ満喫してみてください。
基本情報
- 設置場所:二十四の瞳映画村 漁師の家
- 公式ホームページ:瀬戸内国際芸術祭2025「漁師の夢」
『愛のボラード』(瀬戸内国際芸術祭作品)

『愛のボラード』(2016年)は、世界的なプロダクトデザイナー・清水久和氏による屋外展示作品です。
二十四の瞳映画村の入り口前の海岸に設置されており、映画村とオリーブ・ビーチを結ぶ渡し舟の乗り場からすぐ見える位置にあります。
離島ならではの実用的なボラード(船が流されないよう岸壁に繋ぎ止める柱)をモチーフにしつつ、真っ白で無表情なフォルムが現代アートの発想力と自由な表現を感じさせます。
青い海と空に真っ白な立体作品が映え、穏やかな瀬戸内海に浮かぶ小豆島らしい芸術的な写真撮影にもぴったりです。
基本情報
- 設置場所:二十四の瞳映画村(入り口前)
- 公式ホームページ:瀬戸内国際芸術祭2025「愛のボラード」
エンジェルロード(天使の散歩道)

エンジェルロードは「天使の散歩道」とも呼ばれ、潮の満ち引きによって1日に2回だけ海の中から現れる、神秘的な砂の道です。
「大切な人と手をつないで渡ると願いが叶う」という伝説で知られていますが、一人で訪れても、自然が作り出す造形美と透明度の高い海が日光で輝く景観を楽しめます。
中余島(なかよしま)へ渡る手前の弁天島を登ると「約束の丘展望台」があり、エンジェルロード全体を見下ろしながら、小豆島を代表する絶景を写真に収められます。
エンジェルロードは干潮時にしか見られないため、訪れる際には、土庄町の公式サイトなどで当日の潮見表を事前にチェックしてくださいね。
基本情報
- 住所:香川県小豆郡土庄町甲24-92
- 営業時間:散策自由(案内所売店 9:00~16:30)
- 定休日:なし
- 公式ホームページ:小豆島観光ガイド「エンジェルロード」
醤の郷

醤の郷(ひしおのさと)は、明治時代の面影を残す醤油蔵や佃煮工場が密集し、醤油の香ばしい香りを感じながら散策できる伝統ある街並みです。
古くから製塩業が盛んだった小豆島では、江戸時代には醤油業、戦後にはその醤油を使った佃煮業と発展してきた歴史があります。
醤の郷は、小豆島町の安田地区から坂手港へ向かう県道沿いに広がり、黒い板壁と白い漆喰壁が特徴的な伝統建築が立ち並ぶ、ノスタルジックな景観を楽しめます。
各蔵では醤油の製造工程を見学できるほか、種類豊富な醤油や佃煮のお土産、「しょうゆソフトクリーム」などの醤油スイーツを購入できます。
長い歴史の中で受け継がれてきた島の伝統産業に触れて、小豆島への理解をより深めてみてはいかがでしょうか。
基本情報
- 住所:香川県小豆郡小豆島町馬木〜苗羽
- 営業時間:散策自由(各店舗は施設により異なる)
- 定休日:なし(各店舗は施設により異なる)
- 公式ホームページ:小豆島観光協会「醤の郷(ひしおのさと)」
『オリーブのリーゼント』(瀬戸内国際芸術祭作品)

『オリーブのリーゼント』(2013年)は、島内では『愛のボラード』でも知られる清水久和氏による屋外彫刻作品です。
オリーブ畑に突如として現れる巨大なオブジェは、オリーブの葉の優しい緑色の中に、オリーブの実の形をしたリーゼント頭が特徴。
『オリーブのリーゼント』の頬のあたりには小さなくぼみがあり、野菜や果物を置ける仕様になっています。
静かなオリーブ畑に包まれながら、思わず愛着が湧いてしまうような可愛らしいフォルムの現代アートに癒されてみてはいかがでしょうか。
基本情報
- 設置場所:醤の郷(馬木散策路より徒歩約3分)
- 公式ホームページ:瀬戸内国際芸術祭2025「オリーブのリーゼント」
妖怪美術館
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妖怪美術館は、土庄本町の「迷路のまち」に点在する古い蔵や建物を活用した、妖怪に特化したアートミュージアムです。
美術館は01から04の全4館で構成され、伝統的な妖怪から現代の妖怪に至るまで、妖怪をテーマにした900点以上の作品が展示されています。
世界中から集まった個性豊かな妖怪たちを、一人でそれぞれの物語を読み解きながら巡る体験は、非日常の世界に没入できること間違いなしです。
約700年前からの歴史が息づく「迷路のまち」で、静かに妖怪たちと内面的な対話を楽しむ、一風変わった一人旅の過ごし方を提案してくれます。
併設のカフェ&バー「妖怪bar」は、美術館へ入場しなくても利用できるため、島巡りの休憩にもぴったりですよ。
基本情報
- 住所:香川県小豆郡土庄町甲398
- 営業時間:9:00〜21:00(水曜・木曜 9:00~17:00)
- 定休日:不定休
- 公式ホームページ:妖怪美術館公式サイト
寒霞渓

寒霞渓(かんかけい)は、日本三大渓谷美の一つに数えられる、瀬戸内海国立公園を代表する景勝地です。
島の最高峰・星ヶ城山と四方指の間にある渓谷で、約1300万年前の火山活動によってできた岩塊が、長い年月をかけて風化や侵食により奇岩と特徴的な崖地を形成しています。
日本屈指の渓谷美を楽しめるスポットで、特に岩肌に桜が咲き誇る春や、一面が紅葉で彩られる秋には、国内外から訪れる写真家や観光客で賑わいます。
寒霞渓は、展望台まで絶景ドライブを堪能しながら車でアクセスできるのはもちろん、麓から運行するロープウェイで空中散歩を楽しみながら移動することも可能です。
山頂の「鷹取展望台」から、四季折々の自然に包まれた渓谷美や小豆島の街並み、瀬戸内海の青い海を見渡す絶景をぜひ一人でじっくり満喫してみてください。
基本情報(寒霞渓ロープウェイ)
- 住所:
【山頂駅】香川県小豆郡小豆島町神懸通乙168
【こううん駅】香川県小豆郡小豆島町神懸通乙327-1 - 営業時間:8:30〜17:00(季節により変動あり)
- 定休日:年中無休
- 公式ホームページ:寒霞渓ロープウェイ小豆島総合開発株式会社公式サイト
『空の玉/寒霞渓』(瀬戸内国際芸術祭作品)

©(公社)香川県観光協会
寒霞渓で島の美しい自然と併せて楽しんでほしいのが、屋外アート作品『空の玉/寒霞渓』(2022年)です。
豊島にある『空の粒子』で知られる彫刻家・青木野枝氏による彫刻作品で、小豆島の自然に溶け込むような風合いのある鉄のアートを体験できます。
鉄の輪でできた直径約4mの球体で見晴台をつくり、実際に作品の中に入って寒霞渓の絶景を楽しめるのがこの作品の魅力です。
無機質な鉄を材料とした作品ながら、球体の曲線や自然を感じられる造形が、柔らかく親しみやすい雰囲気を醸し出しています。
基本情報
- 設置場所:寒霞渓(寒霞渓山頂駅より徒歩約10分)
- 公式ホームページ:瀬戸内国際芸術祭2025「空の玉/寒霞渓」
土渕海峡

土渕海峡(どふちかいきょう)は、土庄町前島(土庄地区)と本島(渕崎地区)の間を流れる、全長約2.5kmの海峡です。
海峡とは:陸地にはさまれて海の幅の狭くなった部分
最も海峡幅が狭いところに架かる「永代橋」は9.93mで、1996年に「世界で一番狭い海峡」としてギネス認定されています。
一見すると、何の変哲もない川のように見えますが、立派な海であるという事実に知的好奇心をくすぐられる名所です。
海峡のすぐそばにある土庄町役場では、横断した証明として「土渕海峡横断証明書」(100円)を発行してもらえるため、一人旅のささやかな記念としても人気を集めています。
周辺は静かな町並みが広がっており、島の何気ない日常を感じながら世界一という記録を自分の足で確認する体験は、一人旅の忘れられないアクセントになるでしょう。
基本情報
- 住所:香川県小豆郡土庄町甲559-2
- 営業時間:24時間証明書発行は8:30〜17:15)
- 定休日:なし
- 公式ホームページ:土庄町「土渕海峡」
小豆島で味わいたい絶品ローカルグルメ【3選】

小豆島でアートやノスタルジー、島の自然を存分に楽しんだ後は、ぜひ小豆島ならではの地元グルメも味わってみてください。
瀬戸内海の穏やかな海に囲まれ、温暖な気候に恵まれたこの小豆島では、オリーブや素麺、醤油といった伝統的な食文化が根付いています。
ここからは、小豆島一人旅でぜひ味わってほしい「島グルメ」を、3つに厳選してご紹介します。
オリーブグルメ

小豆島一人旅で絶対に外せないのが、島で獲れたオリーブで作る多彩なオリーブグルメです。
温暖で雨の少ない気候である小豆島は、日本で初めてオリーブ栽培に成功した「日本のオリーブ栽培発祥の地」として知られています。
参照:香川県観光協会「オリーブ」
小豆島のオリーブオイルは、フルーティな香りと、口当たりの良い優しい味わいが魅力。
島内では、オリーブオイルを使ったイタリアンはもちろん、オリーブのしぼり果実を食べて育った「オリーブ牛」など、さまざまな趣向を凝らしたオリーブグルメを味わえます。
「道の駅 小豆島オリーブ公園」では、爽やかな味わいの「オリーブソフトクリーム」など、気軽に楽しめるメニューもあるので、ぜひ堪能してみてください。
手延べそうめん

約400年の歴史を誇る小豆島の「手延べそうめん」は、一人旅で軽めに済ませる昼食にぴったりの伝統グルメです。
手延べそうめんは、薄く伸ばした生地を切って麺状に仕上げる「機械麺」に対して、糸状になるまで手作業で細長く伸ばして作ります。
小豆島の手延べそうめんは、一般的な手延べそうめんで使用される「菜種油」の代わりに、島の名産品の一つである「ごま油」を使って麺を伸ばすのが特徴です。
ごま油により少し黄色味がかった手延べそうめんは、独特のコシと滑らかな喉越しを楽しめます。
手延べそうめんは、島内に複数ある手延べそうめん店のほか、土庄港観光センターといった観光スポットでも味わえるため、島巡りの途中に一人でも気軽に味わってみてくださいね。
参照:小豆島観光協会「小豆島ってどんな島?(産業)」
醤油グルメ

ノスタルジックな街並みが広がる醤の郷を中心に、伝統的な手法で醸造された醤油を使った料理は、小豆島では定番のご当地グルメです。
特に、醤の郷で醸造された醤油や醪(もろみ)、小豆島産の魚介や野菜を使った「ひしお丼」は、島の食材を余すことなく堪能できます。
参照:香川県観光協会「醤の郷(ひしおのさと)を歩く」
「ひしお丼」は、醤の郷・馬木散策路にある食堂や二十四の瞳映画村の食事処、小豆島オリーブ園のレストランなどで味わえます。
また、醤の郷には「しょうゆソフトクリーム」や「しょうゆプリン」などの醤油スイーツもあるため、ぜひ気軽に小豆島の伝統の味を体験してみてください。
小豆島一人旅に最適!アートと絶景を巡る日帰りモデルコース

小豆島は、瀬戸内海に浮かぶ「アートの島」の中でも最大の面積を誇る島で、アート・ノスタルジー・自然が調和した見どころが充実しています。
そんな小豆島は、近隣の島々と併せて訪れることも多く、限られた時間の中で島の魅力を最大限に味わうには、交通手段を考慮した効率的なルート設計が不可欠です。
今回は、実際に私が日帰りで小豆島を巡った体験をもとに、島の主要スポットを満喫できるモデルコースを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
・船や路線バスのダイヤは、2026年2月時点のものです。
・実際に渡島される際には、各自で時刻表をご確認ください。
8:02 高松港 発
9:02 土庄港 着
9:40 「土庄港」バス停 発
~路線バス~
10:08 「オリーブ公園口」着
~徒歩~
10:15 道の駅 小豆島オリーブ公園 着
11:50 道の駅 小豆島オリーブ公園 発
~徒歩~
11:58 「オリーブ公園口」バス停 発
~路線バス~
12:10頃 「馬木」「苗羽」「丸金前」「芦ノ浦」バス停 着
~醤の郷を散策~
13:05頃 「馬木」「苗羽」「丸金前」「芦ノ浦」バス停 発
~路線バス~
13:21「田ノ浦映画村」バス停(二十四の瞳映画村)着
~給食セットやひしお丼の昼食~
14:40 二十四の瞳映画村 発
~渡し舟~ ※待ち時間が発生する場合あり(冬季は運休)
14:50 オリーブ・ナビ桟橋 着
~徒歩~
15:00「オリーブ公園口」バス停 発
~路線バス~
15:22 国際ホテル(エンジェルロード前)バス停 着
~徒歩~
15:25 エンジェルロード 着 ※当日の干潮時刻により調整
16:15 エンジェルロード 発
~徒歩~
16:30 妖怪美術館 着
17:30 妖怪美術館 発
~徒歩~
17:35 土渕海峡 着
17:55 土渕海峡 発
~徒歩~
18:03「土庄本町」バス停 着発
18:08「土庄港」バス停 着
~路線バス~
18:40 土庄港 発
19:40 高松港 着
小豆島一人旅でよくある疑問Q&A|初めてでも安心のポイント

小豆島への一人旅を成功させるには、現地の交通事情や季節ごとの特性を事前に把握し、自分に合ったスタイルを選択するのが大切です。
離島という環境から、船での移動や宿泊先に不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、小豆島は観光客に慣れており、一人旅でも安心して旅行できる環境が整っています。
ここでは、小豆島での一人旅が初めての方でも安心して旅の一歩を踏み出せるよう、多くの方が抱きやすい疑問について、実体験を活かして具体的に解説します。
観光に訪れるベストシーズンや、一人旅におすすめの宿泊先ホテル、近隣の「アートの島」を併せて効率的に巡るためのポイントなどを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
小豆島観光のベストシーズンはいつ?
香川県観光協会.jpg)
小豆島一人旅を存分に堪能するなら、気候が安定する春から秋までの間が最適です。
特に、島内の桜が咲き誇る春や寒霞渓の紅葉が見頃を迎える秋は、瀬戸内海の穏やかな景色とその時期ならではの自然を満喫できる、人気のシーズンです。
また、小豆島のシンボル・オリーブは、5月下旬から6月上旬頃には小さな白い花を、10月から11月頃には赤色や黒紫色に色付く実を楽しめます。
参照:道の駅 小豆島オリーブ公園「オリーブを育てよう」
小豆島の気候は、温暖かつ雨が少ない瀬戸内海型気候のため、気温が一桁台となる冬以外は過ごしやすく、春から秋にかけてはどの時期でも観光しやすいエリアです。
参照:小豆島観光協会「島・自然環境について」
冬季(12月上旬~3月中旬頃)までは、二十四の瞳映画村へ便利にアクセスできる渡し舟が運休するため、できればそれ以外の暖かい時期がより快適に島巡りを楽しめます。
小豆島一人旅におすすめの宿泊先ホテルはどこ?

この記事では小豆島を日帰りで巡るコースをご紹介しましたが、主要スポットをすべて巡るには、かなりタイトなスケジュールになることがイメージできたかと思います。
実際、近隣の島とのアクセスの関係で日帰り観光した筆者も、先ほどご紹介したすべてのスポットを回り切れなかったのが正直なところです。
そこで、ゆっくりと余裕をもって小豆島を満喫するなら、島に宿泊してみるのも素敵な思い出になるでしょう。
小豆島には、瀬戸内海の絶景を独り占めできる全室オーシャンビューのホテルや、種類豊富な島グルメを楽しめるお宿まで、一人旅におすすめの宿泊先が充実しています。
島内には、リゾートホテルから温泉旅館、ゲストハウスまで多彩な宿泊施設が揃っているため、立地・設備・食事面など、自分の好みや目的に合わせて選んでみてください。
小豆島と直島・豊島を効率よく巡るには?

小豆島への一人旅を検討されている方の中には、直島や豊島、犬島など、瀬戸内海に浮かぶ近隣の島々も併せて訪れたいと考えている方もいらっしゃると思います。
かく言う私も、高松を拠点に2日間で小豆島・直島・豊島を巡りました。
限られた日数で複数の島を巡るには、フェリーや高速船、バスの時刻表を事前にチェックして、綿密な旅行プランを立てることが大切です。
というのは、いざ船や路線バスの時間を見てみると、なかなか旅程に合う時間帯に運航・運行していない場合も多いためです。
たとえば、私は事前に各交通手段の運航・運行時間を見ながら計画した結果、以下のように1日目に直島、2日目に小豆島と豊島を観光しました。
どうしても2日間で3島を巡りたかったため、分刻みのかなりタイトな日程になりました。
私は予定が詰まっている旅行が多いので十分楽しめましたが、ゆっくり島巡りをしたい方は、もう少し余裕を持ってスケジュールを立てるのがおすすめです。
まとめ:小豆島でアートとノスタルジーに癒される一人旅を

小豆島一人旅では、穏やかな瀬戸内の海や島内に広がるオリーブの緑、そして世界的な現代アートに浸りながら、贅沢なひとときを過ごせます。
静かな時間に包まれた島ならではの雰囲気は、日々の喧騒を忘れ、自分の心と向き合う一人旅にぴったりです。
島内は島といえど広大なため、限られた時間で主要スポットを巡るなら、あらかじめ丁寧に旅行計画を練っておくと、心に余裕をもち安心して一人旅を満喫できます。
小豆島の美しい自然とノスタルジックな風景、独創的な表現が光るアートで、心身ともにリフレッシュできる素晴らしい一人旅を楽しんでみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※記事内の情報は、執筆時点のものです。





