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小豆島 渡し舟とは?運航ルート・料金・お得なチケットを解説

小豆島の渡し舟は、オリーブナビ桟橋と二十四の瞳映画村を結ぶ航路です。
映画版『二十四の瞳』に登場する大石先生が岬の分教場まで通ったルートを再現し、海上の散歩を楽しみながら便利に移動できる交通手段となっています。
二十四の瞳映画村は小豆島南部に突き出した立地にあるため、陸路(路線バスや車)ではぐるっと大回りしてのアクセスが必要です。
そこで、渡し舟を利用すれば、海上をショートカットして移動でき、陸路よりも短時間でアクセスできます。
今回は、実際に渡し舟を利用した体験をもとに、運航ルートや料金、チケットの種類について詳しく解説します。
基本情報
- 住所:
【オリーブナビ桟橋】香川県小豆郡小豆島町西村甲1896-1
【二十四の瞳映画村】香川県小豆郡小豆島町田浦甲931 - 運航時間:9:30~16:30
- 定休日:水曜・木曜(繁忙期は不休)・冬季(12月~3月中旬頃)
- 公式サイト:二十四の瞳映画村「渡し舟」
渡し舟の運航ルートと片道の所要時間

小豆島の渡し舟は、オリーブナビ桟橋と二十四の瞳映画村の2地点を結ぶルートを運航しています。
陸路で移動すると路線バスで約30分かかる距離が、渡し舟を利用すれば海上を直線的に移動できるため、片道約10分で到着します。
| 渡し舟 | 陸路 | |
|---|---|---|
| 所要時間(片道) | 約10分 | 約30分 |
二十四の瞳映画村に向かう路線バスの本数は限られているため、渡し舟を賢く活用すれば、効率よく小豆島の観光スポットを巡るのに便利です。
海面をすぐそばに感じられる小さな船のため、瀬戸内海の穏やかな海に揺られながら過ごす時間そのものも、旅の良き思い出になります。
渡し舟の乗船料金(片道)

渡し舟の片道料金は、大人500円・子ども250円です。
往復で利用する場合は、大人1,000円・子ども500円となります。
| 大人 | 子ども | |
|---|---|---|
| 片道 | 500円 | 250円 |
支払いは、乗船時に現金で直接船頭さんに支払います。
また、二十四の瞳映画村の入村券と併せて購入できるお得なセット券を利用する方は、そちらの半券で乗船可能です。
お得なセット券については、この後で詳しくご紹介します。
お得なセット券(二十四の瞳映画村の入村券+往復乗船券)

二十四の瞳映画村を訪れる予定の方には、入村券と渡し舟往復乗船券がセットになったお得なチケットがあります。
セット券を利用すると、それぞれ単独で購入するよりも数十円~数百円ほどお得になります。
また、片道だけ渡し舟を利用する方は、セット券ではなく、日本最大級の体験予約サイト「アソビュー」で購入すると割引を受けられます。
| 映画村入村チケット 受付窓口 | 映画村入村チケット | 入村チケット+往復乗船券 | |
|---|---|---|---|
| A期間 (3/15~7/20) | 大人:900円 子ども:450円 | 大人:810円 子ども:410円 | 大人:1,800円 子ども:900円 |
| B期間 (7/21~11/30) | 大人:1,000円 子ども:500円 | 大人:未定 子ども:未定 | 大人:1,900円 子ども:950円 |
| C期間 (12/1~3/14) | 大人:850円 子ども:430円 | 大人:770円 子ども:390円 | なし(渡し舟運休) |
参照:二十四の瞳映画村「渡し舟」
参照:二十四の瞳映画村「料金表」
映画村入村券と渡し舟の往復乗船券がセットになったお得なチケットは、以下の販売場所で事前に購入が必要です。
小豆島のシンボル・ギリシャ風車のある「道の駅 小豆島オリーブ公園」は、オリーブナビ桟橋から徒歩約10分の距離にあるため、ぜひ併せて訪れてみてください。
小豆島 渡し舟の乗り場マップ|オリーブナビ桟橋と映画村

小豆島の渡し舟は、オリーブナビ桟橋と二十四の瞳映画村の2つの乗り場を結んでいます。
どちらの乗り場も観光スポットの近くに位置しており、アクセスしやすい場所です。
ここでは、渡し舟に乗るのが初めての方でも迷わずたどり着けるよう、それぞれの乗り場の詳しい場所と周辺情報を整理しておきます。
オリーブナビ桟橋

オリーブナビ桟橋は、道の駅 小豆島オリーブ公園の最寄りバス停「オリーブ公園口」や、オリーブナビ小豆島(小豆島観光協会)のあるエリアに位置しています。
オリーブナビ小豆島でセット券を購入した方は、そのまま海沿いに向かうと、石の鳥居のようなモニュメントがあるオリーブビーチに出ます。
オリーブナビ小豆島を背にして海沿いを進めば、すぐに見つかるでしょう。
桟橋周辺にはオリーブ・ビーチの無料駐車場もあるため、レンタカーで訪れた方も安心して渡し舟を利用できます。
二十四の瞳映画村

二十四の瞳映画村の乗り場は、映画村の正面入口のすぐ前にあります。
映画村を出たところに「田ノ浦映画村」バス停があるため、バス停を右手に海沿いに出ればすぐに乗り場を見つけられるでしょう。
水色の看板やのぼりが出ていることがあるので、オリーブナビ桟橋よりも分かりやすい印象です。
また、二十四の瞳映画村を背にして乗り場の左手側には、瀬戸内国際芸術祭のアート作品『愛のボラード |』があるため、そちらを目印にしてみるのも良いでしょう。
【要注意】最終便を逃すと約45分待ちになります

二十四の瞳映画村の閉館時間(17:00)までいると、渡し舟の運航時間(16:30)がすでに終了しており、残る手段は路線バスのみです。
「田ノ浦映画村」バス停(二十四の瞳映画村)から発車する路線バスは【16:00発】と【17:45発】で、発車まで約45分間の待ち時間が発生します。
私は事前によく確認せず【17:45発】のバスまで途方に暮れたため、車なしで移動される方は、16:30には渡し舟で戻るのがおすすめです。
小豆島オリーブバス株式会社「時刻表(田ノ浦映画村線)」
小豆島 渡し舟の乗り方|乗船の流れを5ステップで解説

小豆島の渡し舟は、初めて利用する方でも簡単に乗船できます。
基本的な流れは、乗り場へ向かい、船頭さんに料金を支払って乗船するだけです。
ここでは、渡し舟の乗り方を事前にチェックしておきたい方向けに、乗船の手順を5つのステップで解説します。
セット券を所定の販売場所で購入する(往復利用の方)

二十四の瞳映画村への入村と往復で渡し舟を利用予定の方は、事前に所定の販売場所でセット券を購入しておきましょう。
販売場所は、「お得なセット券(二十四の瞳映画村の入村券+往復乗船券)」にまとめてあります。
「道の駅小豆島オリーブ公園」を観光した後に映画村へ向かう方は、オリーブ関係のお土産選びとともに公園内で購入しておくと便利です。
また、路線バスや車でオリーブビーチまでアクセスし、そのまま映画村へ向かう方は、「オリーブ公園口」バス停からすぐの「オリーブナビ小豆島」で購入できます。
なお、片道のみ利用する方や映画村を訪れない方は、セット券の購入は不要で、後述する乗船時の支払いで問題ありません。
渡し舟の乗り場へ向かう

続いて、セット券を購入した方または片道利用の方は、渡し舟の乗り場へ向かいましょう。
オリーブナビ桟橋から乗船する場合はオリーブナビから徒歩約3分、二十四の瞳映画村から乗船する場合は映画村の入口から徒歩約1分で桟橋に到着します。
桟橋は海沿いにあるため、案内看板や海の方向を目指して歩けば迷うことはないでしょう。
桟橋に舟がいない場合は船頭さんに連絡

渡し舟は、9:30~16:30の間(水曜・木曜・冬季以外)に、乗客に合わせて随時往復しています(予約は不要です)。
そのため、乗り場に到着して渡し舟が到着していれば、そのまま乗船してOKです。
ただし、自分が乗船する反対側に停泊している場合や運航中の場合は、桟橋に船の姿がないこともあります(実際、私が到着時にもいませんでした)。
その際は、公式サイトやセット券に記載されている船頭さんの電話番号に連絡しましょう。
「今、映画村から向かいますよ」などと教えてもらえ、すぐに迎えに来てくれるため、美しい瀬戸内海を眺めながら、焦らず到着までしばらく待ってみてください。
乗船料金(乗船券)を支払って乗船

渡し舟が到着したら、乗船時にセット券を持っている方はセット券で、片道利用の方は現金で、乗船料金を船頭さんに直接支払いましょう。
片道利用の方や映画村に入村しない方は、事前に乗船券などを購入する必要はなく、現金さえ持っていればそのまま利用できます。
先述の通り、料金は大人500円・子ども250円です。
支払いを済ませたら、船頭さんの案内に従って乗船してください。
小型の船なので、足元に注意しながらゆっくり乗り込むことが大切です。
ライフジャケットを着用して船旅を楽しむ

乗船後は、船頭さんからライフジャケットを受け取り着用します。
ライフジャケットの着用は安全のための必須事項のため、必ず指示に従いましょう。
所要時間は約10分と短いですが、瀬戸内海の穏やかな海と島々の景色を楽しめる貴重な体験です。
渡し舟は漁船のような小さな船で、心地よい波に揺られながら、海をすぐそばに感じる非日常的な船旅を満喫してみてください。
渡し舟を使って効率的に観光するルート|映画村~小豆島オリーブ公園を軸に

小豆島の渡し舟を活用すれば、二十四の瞳映画村と小豆島オリーブ公園周辺を効率よく巡る観光ルートを組めます。
陸路では大回りが必要な道のりを、海上を直線的に約10分で移動できるため、限られた滞在時間を有効活用できます。
ただし、渡し舟を利用することで立ち寄れないスポットもあるため、巡りたい観光スポットや時間帯の都合によっては、片道を陸路にするのもアリです。
たとえば、小豆島の歴史ある街並みが残る「醤の郷(ひしおのさと)」や、瀬戸内国際芸術祭の主要作品『オリーブのリーゼント』などに行く方は、陸路でのアプローチが必要です。
以下では、往復利用と片道利用、それぞれの場合のおすすめルートをご紹介します。
渡し舟を往復で利用するプラン

渡し舟を往復で利用するプランは、二十四の瞳映画村と道の駅小豆島オリーブ公園を起点に観光したい方に向いています。
セット券を購入すれば映画村の入村料と渡し舟の往復乗船券がセットになっており、通常料金よりお得に利用できます。
たとえば、小豆島の主要な玄関口・土庄港から日帰りで島内を巡る場合は、土庄港付近の観光スポット・道の駅 小豆島オリーブ公園・二十四の瞳映画村を回るのがおすすめです。
・路線バスの運行時間や本数は限られるため、車なしで小豆島へ行かれる方は、事前に時刻表をチェックしておくことをおすすめします。
・エンジェルロードは毎日「砂の道」が現れる時間帯が異なるため、潮見表を参考に訪れる時間をご調整ください。
参照:土庄町「エンジェルロード潮見表」
渡し舟を片道で利用するプラン

渡し舟を片道のみ利用するプランは、より自由度の高い観光ルートを組みたい方や、醤の郷エリアを観光したい方に向いています。
たとえば、二十四の瞳映画村までの行きは渡し舟で直接アクセスし、帰りは映画村から路線バスを利用すると、醤の郷エリアの街並みやアートも楽しめます。
二十四の瞳映画村へ向かう路線バスは運行時間が限られるため、レンタカーを利用すると、さらに小豆島の主要スポットを効率的に巡れます。
小豆島の人気観光スポットや、詳しい日帰りモデルコースについては、ぜひ以下の記事もチェックしてみてください。
小豆島 渡し舟についてよくある質問(FAQ)

初めて小豆島を訪れる方にとっては、運行スケジュールや船内の環境は気になる情報かと思います。
ここでは、小豆島の渡し舟を利用する際、事前に知っておくと安心して乗船できるポイントをまとめました。
実際に私も乗船前に不安に感じていた点や、事前に知っておきたかった情報をもとに紹介するので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
渡し舟の時刻表はある?

結論から申し上げると、渡し舟には時刻表はありません。
先述のとおり、基本的には「随時運航」という形態をとっており、お客さんが集まったタイミングや対岸からの呼び出しに応じて舟を出すしくみだからです。
「決まった時間に遅れたらどうしよう」と焦る必要はなく、自分のペースに合わせて利用できるのが大きなメリットと言えます。
通常は9:30~16:30の間(水曜・木曜・冬季以外)に、随時運航しています。
桟橋に船がいない場合も船頭さんに電話すれば、対岸にいるときは10分ほどで迎えに来てくれます。
渡し舟に自転車を載せることはできる?

渡し舟には、別料金(250円)を支払えば自転車も載せられるため、サイクリングしつつ小豆島を観光したい方も利用できます。
オリーブビーチ~二十四の瞳映画村間は、自転車だと約1時間(シティサイクル)かかるため、その距離を約10分に短縮できる渡し舟は、サイクリストにとっても便利な手段です。
自転車と一緒に潮風を感じながら、移動そのものを観光の一部として楽しんでみてはいかがでしょうか。
渡し舟の乗り心地は?船酔いする?

瀬戸内海は島々に囲まれて波が穏やかなため、船酔いの心配はほとんどありません。
また、所要時間が片道約10分と短く、私が乗船した際にも揺れを感じる暇もなく、あっという間に到着したことを覚えています。
屋根のないオープンな座席のため、室内で過ごす船とは異なり、潮風を浴びながらリフレッシュしつつ過ごせるのも酔いにくい理由かもしれません。
とはいえ、船酔いのしやすい方は、前日はしっかり睡眠をとり体調を整えて乗船するなど、基本的な船酔い対策をしておくと安心です。
余裕のある方は、波に揺られながら小豆島の自然に包まれる絶景を、ぜひ気楽に楽しんでみてください。
まとめ:渡し舟を使って効率よく小豆島を満喫しよう

小豆島の渡し舟は、移動を「小豆島ならではの特別な体験」として楽しめるうえに、観光を効率化してくれる便利な手段です。
オリーブナビ桟橋と二十四の瞳映画村を直線で結ぶこのルートを使えば、移動時間を短縮し、その分ゆっくりと島内を散策できます。
往復とも乗船する方はセット券を、片道利用の方は「アソビュー」の割引チケットを賢く活用して、お得に思い出に残る島旅を実現しましょう。
ぜひ渡し舟をスケジュールに組み込んで、限られた時間の中で小豆島の魅力を最大限に満喫してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※記事内の情報は、執筆時点のものです。



