47都道府県制覇した旅好きの地元民が語る|新潟県一人旅の魅力

旅好きが高じて、気が付けば47都道府県制覇していた生粋の国内旅行好きです。
47都道府県制覇シリーズとしてこれまで7府県を紹介してきましたが、8回目となる今回の舞台は、言わずと知れた米どころ・新潟県。
広大な面積を持つ新潟県は、エリアごとに雰囲気も魅力もさまざまで、自然・歴史・温泉をのんびり巡れる一人旅にぴったりの観光地です。
この記事では、47都道府県制覇した旅好きの地元民が、新潟県での一人旅におすすめの観光地や温泉地、グルメまで徹底解説します。
記事の最後には、日帰り・1泊2日・2泊3日の滞在日数別のモデルコースも紹介するので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
広い新潟県では各地域で多彩な楽しみ方がある:自然・歴史・温泉

新潟県を一人旅する魅力は、同じ県内でもエリアによって自然・歴史・温泉など多彩な楽しみ方があり、好みに合わせて組み合わせやすい点です。
県内の自然を見ると、日本海の深く青い海から銀世界に包まれる雪深い山里、トキが舞う独自の景観が広がる佐渡島まで、それぞれ風情のあるエリアが点在しています。
歴史好きなら、2024年7月に世界文化遺産に登録された佐渡島の金山や、新潟市のシンボルである萬代橋、上杉謙信の居城であった春日山城跡などが代表的です。
また、少し意外に感じるかもしれませんが、新潟県は全30市町村から温泉が湧き出る温泉大国でもあり、各地で泉質や趣の異なる温泉地を巡る一人旅もおすすめです。
参照:新潟県「新潟県の温泉」
新潟県が一人旅に「ちょうど良い」理由:立地・観光・グルメ

私が新潟県は一人旅にとって「ちょうど良い」と感じる理由は、首都圏からもアクセスしやすい立地と、一人でも気兼ねなく楽しめる観光スポットやグルメが揃っているからです。
上越新幹線が停まる新潟駅や全国の主要都市とつながる新潟空港、佐渡島へ渡る新潟港が同じ新潟市内にあり、県内への玄関口がコンパクトにまとまっています。
また、歴史ある街並みでの散策や神社仏閣巡りなど、連休やイベント期間外なら比較的混雑を避けつつ予約なしで行ける場所も多く、一人旅だからこそマイペースな観光が可能です。
新潟県の現地で味わう名物グルメは、お寿司・麺類・丼ものなど一皿で完結するものも多く、一人でも比較的入店しやすいため、安心してご当地グルメを堪能できます。
全国各地から意外にアクセスしやすい:新幹線・飛行機・バス・車

もしかすると、新潟県は「遠い雪国」というイメージがある方も多いかもしれませんが、地方都市としては想像よりずっと全国各地からアクセスしやすい県です。
上越新幹線を使えば、東京駅から新潟駅まで最速約1時間30分(通常約2時間)で着きます。
国内の主要都市から新潟空港までは飛行機の直行便も運航しており、大阪は伊丹空港から約1時間、福岡は福岡空港から約1時間40分でアクセスできます。
東京・大阪方面はもちろん、金沢・長野・仙台・名古屋などは高速バスも走っており、新潟県内まで乗り換えなく移動できる手段も多くあります。
また、冬は雪が降るため冬用タイヤの備えや運転時の注意は必要ですが、県内には北陸自動車道・関越自動車道を中心に5本の高速道路も通っており、車でのアクセスも良好です。
新潟県一人旅におすすめの観光スポット|7つのエリアに厳選して紹介

新潟県の一人旅で巡る観光スポットは、主に新潟・弥彦・長岡・上越・十日町・村上・佐渡の7エリアに絞ると選びやすくなります。
新潟県は広大で、エリアごとに見どころも移動手段も異なるため、先に行き先を絞ることが具体的な旅行計画を練る際のポイントです。
以下では、自分の気分に合ったエリアを選び、限られた滞在日数でも存分に新潟県を満喫できるよう、自然・歴史・アートなど各エリアの魅力や楽しみ方を紹介します。
新潟(新潟市):新潟県の中心地!徒歩&バスで街歩き・グルメ巡り

新潟市は、新潟県の玄関口として一人旅の拠点にしやすい街です。
新潟駅からは、信濃川に架かる国の重要文化財「萬代橋(ばんだいばし)」や、市内中心地を見渡す展望台がある新潟日報メディアシップまで、徒歩で移動できます。
新潟駅から萬代橋へ向かう道中には、新潟市を代表する繁華街・万代シテイがあり、B級グルメ・バスセンターのカレーをはじめとするグルメからショッピングまで揃っています。
市内の主要観光地である古町や朱鷺メッセ(Befcoばかうけ展望室)へは、歩くとそれぞれ約30分かかるため、効率的に巡りたい方はシェアサイクルや路線バスの利用が便利です。
そのほか、日本海側最大級の規模を誇る水族館「マリンピア日本海」や、新潟総鎮守「白山神社」へも、車がなくても路線バスでアクセスできます。
私は万代シティのカフェで購入したドリンクを片手に、信濃川沿いに広がる河川敷「やすらぎ堤」でのんびり過ごすのがお気に入りです。春から秋にかけての天気が良い日には、ぜひ萬代橋や街並みを眺めながら、一人でじっくり新潟の雰囲気を感じてみてください。
弥彦(弥彦村):越後開拓の祖神・彌彦神社と弥彦山頂の絶景

弥彦は越後開拓の祖神・彌彦神社(やひこじんじゃ)を中心に、参拝や弥彦山の眺望を楽しめる、観光スポットがコンパクトにまとまったエリアです。
新潟市から弥彦までは、車なら約50分~1時間、在来線では約1時間強の距離で、私が休日に日帰りドライブでよく訪れる目的地のひとつです。
彌彦神社は弥彦山そのものを御神体として祀る神社で、拝殿の後ろには標高634mの雄大な弥彦山がそびえ立ち、木々が生い茂る澄んだ空気の中で心静かに参拝できます。
弥彦山の山頂へは、弥彦山ロープウェイを利用するか、弥彦山スカイラインをドライブすることでアクセスでき、天気が良ければ佐渡島まで見渡せる絶景が広がります。
長岡(長岡市):摂田屋地区の歴史散策・寺泊魚の市場通りで食べ歩き

長岡市のJR宮内駅から約10分歩くと、古くから「醸造・発酵の町」として発展した摂田屋地区が広がり、国の登録有形文化財に指定された17の建築物が建ち並ぶ様子は圧巻です。
新潟県最古の酒蔵「吉乃川」の蔵や、旧機那サフラン酒製造本舗の「鏝絵蔵(こてえぐら)」など、歴史ある建築を眺めながら、一人でのんびりとレトロな街を散策できます。
また長岡では、「魚のアメ横」と呼ばれる「寺泊魚の市場通り」で、イカ・ホタテ・ノドグロなどを串刺しにした浜焼きの食べ歩きも楽しみのひとつ。
ただし、魚市場へ行くにはJR寺泊駅から運行する路線バスの本数が限られるため、時刻表を事前に確認するか、長岡駅や新潟駅からレンタカーを借りて向かうのがおすすめです。
参照:越後交通「長岡地区 路線バス時刻表令和8年4月1日改正」
摂田屋地区を歩いていると、日本酒・味噌・醤油の良い香りがふわっとただよってきます。車以外で訪れる20歳以上の方は、ぜひここだけの限定酒も味わってみてください。
上越(上越市):高田城址公園の観桜会・春日山城跡での散策

上越は城下町として有名で、特に高田城址公園では、春の桜・夏の蓮・秋の紅葉・冬の雪景色といった四季折々の自然と城郭建築が織りなす景色は必見です。
高田城址公園の桜は日本三大夜桜のひとつに数えられ、毎年4月上旬~中旬にかけて開催される観桜会では、公園内とその周辺にある約4,000本の桜がライトアップで彩られます。
参照:上越市「高田城址公園の桜」
また、市内にある山の上に築かれた春日山城跡は、上杉謙信の居城として知られており、現在も空堀や土塁などを巡りながら、当時の山城の雰囲気を体験できます。
標高約180mの地点にある本丸跡からは、上越の街並みや日本海、周囲の雄大な山々を眺められるため、自然に囲まれた静かな景色を見たい方や歴史好きにもぴったりです。
十日町(十日町市):越後妻有・大地の芸術祭でアートに触れる

十日町市を中心とする越後妻有(えちごつまり)地域は、世界最大級の国際芸術祭「大地の芸術祭」の舞台として知られ、1年を通して現代アート作品を巡れる里山です。
「大地の芸術祭」は屋外作品も多く、新潟県を象徴する田んぼをはじめとする自然に癒されながら、個性豊かな現代アートに浸れるのが私のお気に入りです。
十日町市は新潟県内でも特に雪深いエリアで、屋外作品は秋頃~春先にかけて公開作品が減るため、見たい作品がある方は公式サイトで公開状況をよく確認しておきましょう。
各作品は場所が離れているため、車がない場合は、それぞれ駅から徒歩で行ける「越後妻有里山現代美術館『MonET』」と「まつだい『農舞台』」を中心に巡るのがおすすめです。
参照:大地の芸術祭 公式サイト
村上(村上市):城下町での歴史探索・抜群の透明度を誇る笹川流れ

村上は「県北の城下町」と呼ばれ、戦国時代・江戸時代の遺構が残る村上城跡を中心に、武家屋敷や町屋が立ち並ぶ情緒あふれる街並みでの散策が魅力です。
冬には、独自の「鮭文化」で発展した村上市の冬の風物詩「塩引き鮭」が、歴史ある街並みに軒を連ねる民家や商店の軒下につり下げられた様子を楽しめます。
また、趣ある街並みからさらに北上した日本海沿いには、日本屈指の透明度を誇る美しい海岸「笹川流れ」の絶景が広がり、天気が良ければ粟島と佐渡島を望めることも。
夏休みシーズン以外の「笹川流れ」は人出が少ないことが多いため、心地よい波音を聞きながら、のんびり海沿いを歩いて癒されたい一人旅にもぴったりのスポットです。
佐渡(佐渡市):佐渡金山の歴史・トキが羽ばたく雄大な自然

佐渡島は2024年7月に「佐渡島の金山」が世界文化遺産に登録され、日本最大の金銀山として発展した約400年の歴史に触れられる、豊かな自然と歴史・文化が息づく島です。
実際に歩きながら金銀採掘の様子を学べる坑道や、手掘りにより山がV字に割れた「道遊の割戸」、神秘的な廃墟景観「北沢浮遊選鉱場跡」など、島内に見どころが点在しています。
また、佐渡島は日本海側最大の離島であり、長い海岸線は深い青色の海に囲まれ、国の特別天然記念物「トキ」が暮らす独自の自然を味わえるのも魅力のひとつです。
島内を移動中に野生のトキに会える場合もありますが、確実に見たい方は、トキを間近に眺められる「トキの森公園」を訪れてみてください。
佐渡島は離島と言えど広大で、面積は東京23区の約1.4倍。両津港から車を使っても、トキの森公園まで約20分、佐渡金山まで約60分かかります。行きたいスポットがたくさんある方は、1泊以上滞在するのが現実的です。
新潟県一人旅におすすめの温泉地|温泉大国の名湯を7つに厳選して紹介

新潟県は全国屈指の温泉大国であり、宿泊施設のある温泉地数は、北海道・長野県に次いで全国で第3位です。
参照:新潟県「新潟県の温泉」
温泉地ごとに泉質やロケーションが異なるため、一人旅の目的に応じて宿やエリアを選び、日頃の疲れを存分に癒してみてください。
以下では、新潟県内で特に一人旅におすすめしたい7つの名湯を厳選し、それぞれの魅力や特徴を解説します。
越後湯沢温泉(湯沢町):川端康成『雪国』の舞台としても有名

越後湯沢温泉は川端康成の小説『雪国』の舞台として有名で、周辺は「湯沢高原スキー場」や「GALA湯沢スキー場」など複数のスキー場に囲まれた風情ある温泉地です。
越後湯沢温泉駅から徒歩圏内には、「越後湯沢温泉 越後のお宿 いなもと」や「越後湯沢温泉 さくら亭」など、一人宿泊できる宿も多く、一人旅でもゆっくり温泉に浸かれます。
温泉街には、5つの共同浴場と6つの足湯が点在しており、日本酒の飲み比べや温泉まんじゅうなどグルメを楽しみながら、湯めぐりを堪能したい方に最適です。
月岡温泉(新発田市):国内有数の硫黄含有量を誇る「美肌の湯」

月岡温泉は、国内トップクラスの硫黄含有量を誇る鮮やかなエメラルドグリーンのお湯が特徴で、入浴後はお肌がツルツルになる「美肌の湯」として親しまれています。
硫黄の香りがただよう情緒あふれる温泉街には、試飲できる地酒ショップや煎餅の手焼き体験店などユニークな店舗が集まっており、一人で散策や食べ歩きするのにもぴったりです。
「月岡温泉 風鈴屋」や「月岡温泉 ホテル清風苑」など、一人旅向けの宿泊プランを提供する宿も増えており、一人旅でも周りの目を気にせずリラックスして過ごせます。
瀬波温泉(村上市):日本海の美しい夕日を眺めながら入浴できる

瀬波温泉(せなみおんせん)は日本海の海岸線沿いに宿が立ち並ぶ絶景の温泉地で、豊かな湯量と別名「熱の湯」と言われる約95℃の高い源泉温度で知られています。
心地よい波音と海風に包まれながら、客室や露天風呂から日本海と水平線に沈む美しい夕日を一望する、癒しのひとときを過ごせるのが魅力です。
「瀬波温泉 大観荘 せなみの湯」「大江戸温泉物語 Premium 汐美荘」を含め、海が見える露天風呂付きの宿にも一人宿泊OKなプランがあるため、ぜひチェックしてみてください。
岩室温泉(新潟市西蒲区):彌彦神社の参拝後に「黒湯」で癒される

岩室温泉は、江戸時代から彌彦神社に参拝する人々の精進落としの宿場町として栄えた歴史ある温泉街です。
硫黄の成分が炭素などと結びつき黒くなった「黒湯」が特徴で、身体の芯から温まったことが印象に残っています(※各旅館の設備や自然条件により色の濃さは異なります)。
「越後平野と弥彦連山一望の宿 穂々-hoho-」や「岩室温泉 めんめん亭わたや」など、一人旅向けプランのある宿もあるので、ぜひ弥彦神社の参拝に合わせて訪れてみてください。
松之山温泉(十日町市):「日本三大薬湯」で身体の芯から温まる

松之山温泉は草津温泉・有馬温泉と並び「日本三大薬湯」のひとつに数えられる名湯で、山間の静かな集落に旅館が建ち並ぶ、落ち着いた雰囲気と秘湯感が魅力の温泉地です。
太古に地中に閉じ込められた海水が温泉として湧き出ており、温泉の注ぎ口に塩の結晶が付くほど塩分濃度が高く、冷え性対策・美肌・肌荒れ改善に良いと言われています。
一人旅OKな宿の中でも、和モダンな「松之山温泉 酒の宿 玉城屋」や、洗練されたシンプルな「松之山温泉 Ponshu Hotel 睡夢」など、多彩な雰囲気から選べるのも嬉しいポイントです。
咲花温泉(五泉市):エメラルドグリーンに輝く隠れ家的な名湯

咲花温泉(さきはなおんせん)は、阿賀野川の清流沿いに佇む静かな温泉地で、川のせせらぎを聞きながら心穏やかなひとり時間を過ごせます。
エメラルドグリーンの幻想的なお湯は、硫黄の香りがほんのりと香る「美肌の湯」として親しまれており、実際に入浴してみると、入浴後は肌がつるつるになりました。
咲花温泉には、囲炉裏個室で食事できる「咲花温泉 ホテル丸松」をはじめ、「咲花温泉 翠玉の湯 佐取館」など、一人旅を歓迎してくれる宿も複数あります。
八幡温泉(佐渡市):佐渡随一の湧出量を誇る源泉掛け流しの湯

八幡温泉(やはたおんせん)は、島内トップクラスの湧出量を誇る源泉掛け流しの湯で、過去に昭和天皇など皇室関係者が宿泊されてきた「皇室ゆかりの宿」としても有名です。
八幡温泉のお湯に浸かれる宿は「国際佐渡観光ホテル 八幡館」のみで、しっとりと肌当たりが柔らかい泉質を、広々とした大浴場や島の自然を感じられる露天風呂で楽しめます。
「国際佐渡観光ホテル 八幡館」は、真野湾を見渡す自然に囲まれた立地にあり、周囲の目を気にせず、のんびり名湯に癒されたい一人旅におすすめです。
私が「国際佐渡観光ホテル 八幡館」に宿泊した日は天気に恵まれ、露天風呂から星空を眺めながら入浴できました。まるでプラネタリウムのような満天の星に包まれる温泉体験は、人工の光や遮るものがない離島・佐渡島にある八幡温泉ならではです。
新潟県一人旅におすすめのご当地グルメ|ラーメン・そば・海鮮

新潟県への一人旅では、日本海で獲れた新鮮な海鮮や美味しいお米を使った寿司や丼物、新潟ならではのB級グルメなど、地元の味を堪能するのも旅の醍醐味です。
一人旅での食事は周囲の目が気になることもありますが、新潟県のソウルフードや麺類はカウンター席を備えた店舗も多く、ソロ旅行者でも安心して利用できます。
ここからは、一人旅でも気軽に立ち寄れる新潟県のおすすめグルメを紹介します。
新潟5大ラーメン(新潟市・燕市・三条市・長岡市など)

新潟県での一人旅で名物グルメを味わうなら、地域ごとに独自の進化を遂げた「新潟5大ラーメン」は外せません。
新潟県は全国でも有数のラーメン激戦区であり、「新潟5大ラーメン」と称される以下の5種類を中心に、県内各地にラーメンの名店が点在しています。
出前中に冷めないよう考案された「燕背脂ラーメン」や、寒い冬に身体を温める一杯として親しまれてきた「長岡生姜醤油ラーメン」など、個性豊かな味が揃っているのが特徴です。
ラーメン店は一人でも入りやすいカウンター席のある店舗が多いため、私も一人旅中の食事にはよくご当地ラーメンを味わっています。
へぎそば(十日町市)

新潟県の伝統的な味わいを堪能したい方には、魚沼地方(十日町市・小千谷市など)発祥のへぎそばがぴったりです。
「へぎ」と呼ばれる木の剥ぎ板で作った四角い器に、布海苔をつなぎに使った蕎麦が一口ずつ美しい手振りで盛られており、滑らかなのど越しと独特の歯ごたえを楽しめます。
へぎそばは、十日町市・小千谷市・湯沢町などの魚沼地方だけでなく、新潟市・長岡市をはじめとする県内の各エリアに店舗があるため、ぜひ観光の合間に味わってみてください。
バスセンターのカレー(新潟市)

新潟市中心部を訪れるなら、万代シテイバスセンター内にある立ち食いそば店「万代そば」が提供する「バスセンターのカレー」は外せない名物グルメです。
どこか懐かしいシンプルな味わいながらスパイスが効いた病みつきになるインパクトと、昔ながらの黄色いルーの見た目で、地元民から長く愛され続けています。
バスの乗車前後にさっと食べられる手軽さが特徴で、食べることに集中できる立ち食いカウンターのみのため、一人旅でも周りの目を気にせず利用できるのがおすすめポイントです。
最近はテレビやSNSで話題になり、土日などの休日やお昼時は行列ができることも。食べられるまでに時間がかかる場合もあるため、時間に余裕を持って訪れてみてください。
タレかつ丼(新潟市)

がっつりとした米料理を楽しみたい方には、新潟市発祥のタレかつ丼がおすすめです。
タレかつ丼は一般的な卵とじのカツ丼とは異なり、揚げたての薄切りのとんかつを甘辛い醤油タレにくぐらせ、ホカホカのご飯の上にのせたスタイルで親しまれています。
タレかつ丼の専門店は新潟県産のお米を使っている店舗も多く、甘みのある新潟産のご飯と香ばしい醤油タレがマッチして、一人で黙々と味わうのに満足感の高い一品です。
アクセスしやすい新潟駅周辺や古町にも専門店があるため、新潟市内を観光する方は、移動の合間にぜひ一度立ち寄ってみてください。
海鮮料理(日本海側のエリア)

日本海に面した新潟県を訪れたら、獲れたての新鮮な魚介類を使った海鮮料理は欠かせません。
新潟市や長岡市の寺泊、佐渡など日本海側のエリアでは、南蛮エビ(甘エビ)やノドグロ、ブリなど季節ごとに旬の味覚を味わえます。
居酒屋や高級な寿司店はハードルが高く感じる場合は、新潟市の旬鮮市場「ピアBandai」や寺泊の魚市場、地元の回転寿司店「佐渡寿司 弁慶」などが一人旅でも入りやすいです。
笹団子(下越地方~中越地方)

新潟県での一人旅中に小腹を満たすご当地スイーツとして人気なのが、下越地方(新潟市など)や中越地方(長岡市など)で古くから親しまれてきた笹団子です。
あんこを包んだよもぎ餅を、笹の葉で包んでスゲで縛って蒸し上げた伝統的な和菓子で、笹の爽やかな香りとよもぎの風味に、優しい甘さのあんこが相性抜群の逸品。
笹団子は、下越・中越地方を中心に和菓子の専門店や駅のお土産店などで購入できるため、一人旅中に味わうおやつやお土産に購入しやすいローカル和菓子です。
新潟県一人旅のモデルコース【3選】新潟・弥彦・佐渡を中心に

新潟県への一人旅を成功させるには、限られた移動時間を効率よく使い、自分の好みに合わせた旅行スケジュールを組むことが大切です。
新潟県は全国5位の面積を誇るため、広範囲を一度に巡ろうとすると、「ほとんど移動だけで終わってしまった…」という事態にもなりかねません。
そこで以下では、日帰り・1泊2日・2泊3日の滞在日数ごとに、おすすめのモデルコースを紹介します。
無理なく新潟県の魅力を満喫できるよう、一人旅の計画を練る際の参考にしていただければ幸いです。
【日帰り】新潟市で歴史・港町情緒・グルメを楽しむ王道コース

7:00頃 東京駅 発
~上越新幹線~
9:00頃 新潟駅 着
~徒歩~
9:15 バスセンターのカレー【朝食】
9:45 バスセンター 出発
~徒歩~
10:00頃 「万代シティ」バス停より路線バスに乗車
※「万代シテイバスセンター」バス停とは異なります
~路線バス~
10:10頃 「白山公園前」バス停 下車
~白山神社の境内を散策~
10:50 白山神社 発
~古町通りを散策しながら大通りへ~
~カフェ・古着屋・雑貨屋・お菓子店などで休憩~
12:00 古町エリア 着【昼食】
~あっさり醤油ラーメン「三吉屋」、タレかつ丼「とんかつ太郎」など~
12:45 「古町」バス停より路線バスに乗車
12:50 「万代シティ」バス停 着
~万代シティを巡りつつドリンクを調達~
13:50 萬代橋 着
~やすらぎ提でゆっくり過ごす~
※冬や雨の日は無理せず、カフェなどで休憩
14:20 萬代橋 発
~やすらぎ提を散歩しつつ~
14:35 朱鷺メッセ(Befcoばかうけ展望室)着
15:45 「朱鷺メッセ」バス停から路線バスに乗車
~路線バス~
16:00 「新潟駅」バス停 着
~新潟駅内で笹団子などのお土産選び~
17:00 新潟駅 発
~上越新幹線~
19:00 東京駅 着
当日の天気や自分の体力に合わせて、徒歩とバスを組み合わせながら巡ってみてください。
【1泊2日】彌彦神社・岩室温泉・長岡の歴史を巡るゆったりコース

【1日目】
7:45 東京駅 発
~上越新幹線~
9:35 燕三条駅 着
10:00 燕三条駅 発
~在来線(JR弥彦線)~
10:30 弥彦駅 着
~徒歩~
10:45 弥彦神社 着
~神社への参拝、弥彦山ロープウェイで山頂へ~
~徒歩圏内にタレかつ丼やわっぱ飯を味わえる食事処あり~
13:45 弥彦神社 発
~タクシー~
※無料送迎付きの旅館あり(詳細は各宿泊先にご確認ください)
14:00 岩室温泉 着
~チェックインや荷物を預けて温泉街を散策~
~温泉に浸かってゆっくり過ごす~
【2日目】
9:00 岩室温泉 発
~タクシー~
※無料送迎付きの旅館あり(詳細は各宿泊先にご確認ください)
9:10 岩室駅 着
9:30 岩室駅 発
~在来線乗り換え~
11:00 宮内駅 着
~徒歩~
11:10 摂田屋地区 着
~レトロな街並みを散策~
~摂田屋地区周辺でランチ(宮内駅前に長岡生姜醤油ラーメン「青島食堂」あり)~
13:30 宮内駅 発
~在来線~
13:35 長岡駅 着
~長岡駅内で笹団子などのお土産選び~
14:50 長岡駅 発
~上越新幹線~
16:30 東京駅 着
弥彦・岩室・長岡は少しずつ距離があるため、運転できる方はレンタカーもぜひご検討を。このプラン通り新幹線で県内に向かう方は、長岡駅または燕三条駅でレンタカーを借りると便利です(出発・返却場所を合わせると乗り捨て料金がかからないのでおすすめです)。
【2泊3日】新潟市+佐渡島を両方満喫する充実コース

【1日目】
1日目は、「【日帰り】新潟市で歴史・港町情緒・グルメを楽しむ王道コース」と同様です。
16:00 新潟駅着
~夕食は新潟駅周辺でラーメンや海鮮料理など~
~新潟駅・万代シティ周辺に宿泊~
【2日目】
7:10 「新潟駅」バス停 発
~路線バス~
7:27 「佐渡汽船」バス停 着
※ジェットフォイルは満席の場合があるため、乗船券はネット予約を!
7:55 新潟港 発
~ジェットフォイル~
9:02 両津港 着
~両津港周辺でレンタカーを借りる~
9:30 両津港 発
10:25 宿根木 着
~宿根木集落を散策~
~たらい舟体験(時間に余裕のある方は)~
12:00 宿根木 発
12:50 相川地区 着
~寿司店・蕎麦屋・カフェなどでランチ~
13:50 北沢浮遊選鉱場跡 着
14:20 北沢浮遊選鉱場跡 発
14:25 佐渡金山 着
16:00 佐渡金山 発
16:25 国際佐渡観光ホテル 八幡館 着
~温泉に浸かってゆっくり過ごす~
佐渡島での立ち寄り先は、好みや季節に合わせてぜひカスタムしてみてください。
たとえば…
・5月下旬~6月上旬頃:大野亀でトビシマカンゾウが開花します
・10月中旬~11月上旬頃:大佐渡スカイラインで紅葉が見頃です
【3日目】
9:00 国際佐渡観光ホテル 八幡館 発
9:15 長谷寺(ウサギ観音) 着
9:45 長谷寺(ウサギ観音) 発
9:55 仙道温泉 着
※趣ある隠れ家的な黒湯の温泉。私も一人旅でよく訪れるおすすめスポットです。
10:30 仙道温泉 発
10:45 トキの森公園 着
11:30 トキの森公園 発
11:35~11:50頃 新穂地区or金井・佐和田地区でランチ
~寿司店・地元の回転寿司店など多彩な飲食店があります~
12:45 新穂地区or金井・佐和田地区 発
13:00~13:15頃 両津港 着
~レンタカーを返却し、お土産選び~
14:35 両津港 発
~ジェットフォイル~
15:42 新潟港 着
15:50 「佐渡汽船」バス停 発
~路線バス~
16:02 「新潟駅」バス停 着
~新潟駅内で笹団子などのお土産選び~
17:00 新潟駅 発
~上越新幹線~
19:00 東京駅 着
まとめ|新潟県で一人旅だからこそゆったり巡る贅沢旅を

新潟県では、各地に自然・歴史・温泉・グルメを満喫できるスポットが点在しており、自分の好みや旅のスタイルに合わせて選べるのが一人旅の醍醐味です。
全国第5位の面積を誇る広大な新潟県では、旅行の目的や行きたい観光地に応じて、ある程度エリアを絞って計画を立てることが、のんびり一人旅を楽しむ鍵となります。
新幹線の停車駅や空港、離島へ渡る港から各観光スポットへのアクセスも良く、一人で利用しやすい飲食店や宿泊施設も豊富なため、一人旅初心者でも安心して旅行できます。
まずは自分のスケジュールや行きたいエリアに合ったモデルコースを1つ選び、ぜひ日常の疲れを癒す新潟県での一人旅へ踏み出してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※記事の内容は、執筆時点の情報です。










